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読書#2【1分で話せ】


きっかけ

転職活動をする中で、職務経歴書に書く内容・面接で話す内容を考えた時に自分の説明能力に疑問を感じました。
特に面接の受け答えについては、短い時間の中で自分の伝えたいことを整理して相手に伝える必要があるので、ぐだぐだ説明していたらその時点で印象が悪くなってしまって損です。面接での質問には結論から答えるなどは意識していますが、イマイチ自分の説明には自信を持てていません。
自分の考えている内容を正しく伝える方法を知って、面接で活かしたいと考えたのがこの本を読もうと思った一番大きなきっかけでした。

さらにもうひとつは日常生活の中でも自分の考えを上手に整理したり、理解したいと思ったからです。
というのも、最近 youtubeなどのコメント欄で「この人は言語化がうまい」というコメントを良く見ますが、そのコメントに共感する一方で具体的に何を基準に言語化がうまいと感じたのか説明できませんでした。
「なんとなく話がわかりやすいから言語化がうまいと感じた」程度です。
こういう日常で感じた自分の感情をひとつ取ってもうまく説明できないのは少しもどかしいなと感じました。


印象に残った内容メモ

結論 - 根拠のピラミッド

プレゼン、会話、営業等どんな場面でもこの構造を意識することが大切
結論置けば話の軸が出来てまとめやすい、相手にも伝わりやすい
根拠に対して具体例を加えるとより効果が高い


動かしてなんぼ

特にプレゼンでは、自分の言いたい事を伝えるだけでは不十分
自分の意見を理解して貰い、相手に動いてもらう必要がある
転職面接の場合
①自分の考えや魅力を伝える
②面接官に対して実際に一緒に働くイメージを作って貰う
③採用してもらう
①だけで終わるとただ話がうまい人で終わり
自分が欲しい結果を考える


悩む≠考える

考える → 結論を出す
悩む  → 考えが頭の中でぐるぐると回って無限ループにハマってる状態


ロジカルとは? → 意味が繋がっていればロジカル

自分の会社が好きな理由を挙げる場合
× 業績が良いから好き
〇 業績が良いから給料・待遇が安定していて好き
~だから、~だ。」と言った時に本当に意味が通じるかを考える。


メタ認知

周囲の立場で考える
プレゼンする時は事前に聞き手側の席に座ってみて、話す自分の姿を想像してみる。会議なら上司の席から自分が座る席を眺めてみるなど。
・自分が伝えるモード
・相手視点で自分の意見を聞いてみるモード
・第三者的視点で自分と相手を俯瞰するモード
うまく切り替えながら対話をする

伝えたいという思い

ピラミッドストラクチャーで論理的に話を準備しても、うつむいて小さい声で話していたら絶対に伝わらない
話の構成と同じくらい伝えたい思いと熱さが必要、それがないとロジカルだろうと伝わらない

感想

ピラミッドストラクチャーは今後も様々な場面で使っていけるツールだと感じました。
冒頭で書いた「言語化がうまい人」も結論に対して根拠をしっかり持っていたからそう感じたのかもしれません。
個人的には悩む≠考えるという視点がとても印象に残りました。
普段面接の準備もしないといけない、資格の勉強もしないといけないと焦って色々考えているつもりでしたが実際にはぐるぐると悩んでいただけでした。
まずはこれからやろう、その次に、、と結論を出して初めて考えたと言えるんだなと感じました。

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