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おもてなし日本とは真逆の入国手続き

民間人としてはまったく残念な日本への入国手続きの手際の悪さを見た。

私でさえも、3月からの緩和から2ヶ月間経った入国手続きの煩雑さと長い待ち時間について改善が出来ていない現実に、現状は全廃する以外におもてなし日本に向かう手立てはないと感じた。

この実際の現場に来て待たされ、面倒さに直面している外国人たちのみなさんの苦痛を観察にも来ない日本の政治家たちが決めていることだから本当に情け無いことだ。

★海外各在外公館でのビザ査証申請認証審査スピードを上げるためのデジタル化や人員の支援などが改善については何度か指摘した。

私が率直に感じる第一は、日本に着陸後、待ち時間を待ちながら『日本へ入国・帰国する皆さまへ』という4ページの文書を紙で抗体検査の直前に手渡すという鈍感さだ。

これは、入国手続及び検疫に必要な3種類のアプリの案内になっていて、その趣旨からは日本へ向かう国際線の搭乗手続きの際に渡さないと意味がない。

最悪、機内で各航空会社で全員配布すべきだ。私たちは日本の航空会社に乗ったが不慣れそうな客室添乗員が説明もなく、税関の入国審査申告書とコロナ禍の誓約書を配布するだけになってしまっている。

【3種類のアプリ】
① 健康居所確認アプリ (MySOS) による 
 位置情報・健康状態 の報告・居所確認
② スマートフォンの位置情報設定保存
 (GoogleMaps等の設定)
③ 新型コロナウイルス感染陽性者との
 接触確認アプリ (COCOA) の利用

そもそもの3種類のアプリの中では①MySOSがもっとも重要であり、このアプリの入力がしっかりやっていないとファストトラックを使えないのだから、この告知はまったくされずに日本に到着する状態になる。
まったくお粗末な日本政府になっている。

到着して入国者の待ち時間が長過ぎて
健康状態を崩す事態となっていることの改善は①MySOSの告知と指導を何処で行うかをしてこなかったために起きている。

到着して、MySOSの入力状況を見て、最初のパイプ椅子にすらわせられる仕訳が行われる。

一次、二次と待たされる状態が続いていく。

また、そもそもだが、すべてに仮設した状態の中で待ち時間を過ごすのだか、立て札や看板表示がなく、アナウンスもないため、自分たちがどういう順序で、なぜ待たされているのか?
わからないのである。

これは民間人にはまったく理にかなわない実態の連続が今、2ヶ月も続けてしまっているということだ。

スペースがない場所で、担当入国管理の身勝手な入国者への誘導や仕分けが行われて、科学的分析されてないため導線化や効率化が出来ず現場での人力、尽力頼みになっている。

入国して来た外国人たちのみなさんから見て導線が開けていないため、次の工程で自分達がどうなるかを予想出来ずに、不安なまま怒りに近くなるような現場になっている。

細かく話すとキリがなくなりそう。

私が提案したいのは、

❶抗体検査を入国後に広いか?細長くしたブースを作り出し、真っ先に行うこと。

❷チェックシートを最重要、優先するなら、抗体検査の後に広いか?細長くしたブースに場所を最大にして、人員をそこに最重要に厚くする。
集中させること。

担当入国管理の身勝手なミスしたくない
という理由で作られたとしか思えない
"CHECK SHEET"の存在が問題なのだ。

このチェックシートを作業の最重要としていることが最大の問題点だ。

私はこのチェックシートをなくして、MySOSに機能と一覧性を持たせるべきだったと考えている。

チェックシートがなくせない現実があるならば、チェックシートを1箇所で完結させるべきで人員の配置も不慣れな窓口にやらせるのではなく、担当の精鋭者部隊をそこに配置すべきだ。

私はこの現状では相手の身になってあげていない、入国時の気配りはない日本だ。

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