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酪農業の怪我の防止

新型コロナウィルス感染影響により
新たな外国人就労者の入国制限があり
2年近く入国予定者が内定企業に配属が
出来ない状況が続いて、3月に入っても
在留資格の許可日が早い外国人が
優先されることから、
ここ2ヶ月から3ヶ月は入国と配属も
時間がかかる可能性が高い。

この2年間での新規の外国人就労者の
人員増加が出来なかったために
例えば北海道酪農業においても
人員不足の状態が続いて
求人数もかなりの増加している。

政府の農業政策は農業の大型化にあり
人員不足が足留めとなることが目立つ。

また、他業種との人員の取り合い
他の牧場との人員の取り合いとなるので
求人する賃金もかなりの好条件を
明示、公開する牧場が増えている。

なかでも私たちが着目しているのが
食品製造分野など他の分野から
農業分野酪農業に
特定技能という5年間の就労が可能となる
在留資格に職種を変更して
就労を希望する外国人が増えてきたことだ。

他の友人達から
北海道の酪農業についても
就労中の怪我に充分な安全の意識向上が
常に必要だと聞いていると思うが、
慣れない職種で一層心配が必要だ。

なにせ、搾乳牛は400キロ以上の体重があり
怪我の危険と隣り合わせだからだ。

初産牛の搾乳中、蹴られる場合。
搾乳中、牛に突然蹴り飛ばす場合。
搾乳中、顔を近づき過ぎて蹴られる場合。
発情牛に後から乗られて踏みつけられる場合
など。

さらに搾乳を終えて出てきた牛と
ドアの間に挟まれる可能性。

パーラー入口で待機している牛を
誘導していたときに
頭突きされる危険性。

などなど。

日本人社員や経営者たち
そして本人にとっても
牛の観察が欠かせない。

日頃、牛の状態を観察することは
牛の健康状態を把握するだけでなく
牛の危険行動を予測することのためにも
とても重要である。

牧場会社内で
コミュニケーションの障害をなくし
差別意識をなくし
よりよい環境で働いてもらえるよう
共に成長する牧場の企業づくりを
さらに深めていく。

怪我への危険性のための会社ミーティングを
定期的に行う牧場が増えてきた。
本当にありがたい。

一社でも多く
外国人就労者と怪我の危険性を
意識しながら共に成長する牧場企業を
増やすことを行っていきたい。

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