ベトナムの多様性と統一性について⑫ホアビン省モン族

ベトナム首都ハノイから南西部に位置するホアビン省の少数民族は人口の74.31%を占め、ムオン、タイ、テイ、ダオ、モン、その他の少数民族が含まれる。

モン族について

ホアビン省のモン民族グループは、主にブラックモン族とホアモン族を含む 2つのコミューン Pa Co パコと Hang Kiaホンキア(マイチャウ) に集中している。

ホンキア地区とパコ地区のモン族は主に農業を営んでおり、焼畑耕作の主な形態は焼畑耕作である。

以前は、ホンキアに住むモン族はケシを栽培し、それを家族の経済的収入源と考えていた。1993 年以来、ホアビン省は 2つの部落でケシを取り除き、他の植物に置き換えることを提唱してきた。ベトナム政府の適切なガイドラインと政策により、モン族の社会経済生活は大きく変化、改善に向かうことが出来るようになった。

モン族の言語は、モン･ダオ語族に属する。

モン族の女性は長袖の黒い布のシャツを着ており、フロントフラップはウエストまで短く、バックフラップは、少し長くなっている。

袖には、青または赤の花柄の生地がある。

カラーのみにプリントのインディゴ染めワンピース。

衣服の装飾は主に色の布でできていて、刺繍パターンは主に正方形、詰め物、十字形となっている。

多くの場合、首に配置された多くの銀の指輪を着用して、ベルトには、青と赤のビーズがあり、多くのコインと銀の鐘を身に着けている。

男性の服は、黒で、赤と青の布で腕を伸ばす。前で結んでドロップダウンするワイドレッグの青い生地のウエストバンドを着用する。

モン族は 1 階建ての家に住み、数十軒ほどの家が村となり、集落どなっている。
高い山に住むことが多く、農業、綿の栽培、織物、またそれらの生産ツールの製造などの熟練度がやはり高い。

手工芸品や生活雑貨の製作にも優れている。
モン族には、とうもろこしから作られた食べ物や飲み物、ケーキなど、米、キャッサバを加工する伝統がある。

彼らは、ときには、ネズミと戦い、火災を防ぐために、別々の食料貯蔵庫を作ったりしてきた。

モン族は毎年、旧正月の約 1 か月前にテト新年を祝うが、その習慣はまだ比較的素朴である。特に、休日や正月の時期には、男性同士がケンという独特の踊りや糸紡ぎで気持ちを交わすことが多い。

モン族はホアビン省人口の 0.65% を占め、パコ地区、ハンキア地区Maiの2つに住んでいる。

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