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それぞれの生き方②

外国人就労者たちの母国の実家訪問も2年ぶりに再開をはじめた。

ベトナム中部のハティン省の農村地帯で豊かな水田が広大に広がる地域。ご漬物が盛んな地域で、茹でたてのピーナツも、暑さに万能な自家栽培の様々な薬草、野菜、お茶、様々な家庭料理がある。

それぞれの家の方々は本当に元気に溢れていて地域が活気だっているのは、その家の子供たちの成長にある。
それは日本人の家族の子供たちの成長と同じだ。

そしてその親も倹約を重ねて暮らしを良くするために懸命に働き希望に満ちている。本当にこのエネルギーが国が貧しい中から今を生きる懸命さを感じる。日本にいるときに感じる日本人の閉塞感とは異質なものだと肌で感じる。

また、もちろん両親の向上姿勢も毎日の生活に滲み出ている。

あるご実家では米の収穫量や肥料の調達を年々、独自の工夫をして
父親は母親と話し合い、勝負に出た。

母親や子供たちで米栽培や鶏などを任せることにしてのアンゴラへ働きに出かけ数年で倹約を重ねて日本製のコンバインを2015年に購入した。

栽培威面積の7000㎡を超えるまでに土地の購入と収穫量を格段に増やし、手作業の米の刈り取りをする部落周辺の他の収穫も父親が帰国すると同時に手掛けるようにした。

この米の収穫量や肥料の調達の独自の工夫により2台目のコンバインの購入を2年前の2020年に実現している。

はやり身体の動きが家庭内でもとても速い見習いたくなるものだ。

父親の年代は私よりも一回り近く若く、強いエネルギーがある。
この世代のベトナム人からのみた外国への就労先はアンゴラもそうだが、台湾、ラオス、韓国など様々で、英語が出来れば今の時代はオーストラリアも真っ先に国名が上がってくる。日本での就労は選択枝ひとつにしか過ぎないことになる。日本や北海道が排他的な政策や国民感情であり、住みづらく働きづらいなら、他国に行く人が増えていくのは現実になっていく。

若い世代のベトナム人の韓国への憧れも私からみると日本への憧れほどではないと思うが、年々、根強くなっていると感じる。

コロナ禍の中では、私は今まで気が付かなかった
日本での就労が辛かったという若者のたちにも
今回の訪問で出会う機会となり、
様々なリアルで出てくる事実が鮮明に写ってくる。

是非、北海道が良いと感じてもらえる活動に力を入れたい。

#東城敬貴          
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