ベトナムの多様性と統一性について⑭ホアビン省タイ族②
ベトナム首都ハノイから南西部に位置するホアビン省の少数民族は人口の74.31%を占め、ムオン、タイ、ティ、ダオ、モン、その他の少数民族が含まれる。
キン族は 27.73% を占める。
タイの民族グループは 3.9% を占める。
ダオ族は 1.7% を占める。
テイ民族グループは 2.7% を占める。
モン族は0.52%を占めた。
また、ホア族やその他の民族が地方に点在している。
"Tayタイグループについて"
ベトナムの少数民族であるタイ人は、タイ民族グループの1つであり、すべて中国南部に由来し、南方 "または東南アジア" に移住した。
- Tay - タイ語グループに属している。
タイの書記体系には、口頭伝承によって学んだサンスクリット文字がある。
1954 年から 1969 年の間に、北西部自治区の古いタイ文字が改善され、統一され、ベトナムのタイ文字にちなんで"クラダイ (タイカダイとも呼ばれる) 言語ファミリーと、名付けられた。
2008 年 5 月以降、改良された新しいタイ文字が正式に使用され、ベトナムタイ文字と呼ばれるようになったそうだ。
そのベトナムタイ語も5グループに分かれていて、ホアビンの北西、Tay Doと呼ばれる名前を持つタイのグループがあるそうだ。
ホアビン省のタイ人は、ホワイトタイ支部に属し、主にマイチャウ地区に住んでいるそうだ。タイ人は主に農業居住者である。
タイ民族グループは、ホアビン省の人口の 4.06% を占め、ホアビンの北西部に位置するマイチャウ地区に居住している。
マイ チャウのタイ人は、ベトナム人に比べて、タイの家屋の最大の違いは、明らかで、今でも伝統的な高床式の家に愛着を持ち続けていることだ。
センムオン - センバン フェスティバル、ショーダンスなどの伝統的な文化的アイデンティティを維持している。
神話、おとぎ話、詩、民謡は、伝統的なタイ文学の貴重なベースにあるものだ。タイ人は歌うのが大好きで、詩を朗読して味わい合ったり、歌詞に合わせて歌ったりする方法で、伴奏やダンスを組み合わせたり、本当に多才だ。国内外の舞台で数多くの舞踊が上演され、多くの観客に感銘を与える民族だ。
多くのタイの村は、現在、地域観光文化の発展を目指しており、多くの観光名所が近くと遠くと、外国人観光客たちを楽しく歓迎してくれる。
タイの人々は、また、さらに多才な民族で、水稲を栽培し、棚田を改善する。
主に農林業を生産する。
綿を栽培し、蚕を育て、織物を織り、手工芸品を作る伝統を持っている。
料理もかなり精巧に作られることは、間違いない。トレイには欠かせないハーブ。料理の主な調味料は、辛味・酸味・苦味を知り尽くし、料理食材に応じて、織り交ぜるような、繊細な味わいの家庭料理が多い。
"ホアビン省マイチャウ地区の苦悩"
マイチャウのタイ民族の村も、また、地域観光文化の発展を目指して、多くの外国人観光客たちを歓迎する観光地区となっている。
私が初めてマイチャウ地区を訪れたのは、4年前で、ホアビン省の有名な観光地でもあり、そのときはやっとここに来れたという感じ。
北海道の農業経営者と一緒に一泊だけ滞在した。
かなりの数のアメリカ人やヨーロッパ人などの外国人観光客たちが至るところに溢れている感じだった。
カートに乗って地区内を巡る観光客家族たちやタイ民族の民芸品店もたくさんの観光客たちで賑わっていた。
地区内のホテルも満室が多くて、私たちのホテルもキャンセルが出たおかげで、宿泊出来たようなものだった。
今年のコロナ禍の中、ベトナム政府はいち早く、入国制限を完全撤廃して、東南アジアでは、経済的な解放政策をとった先駆者的な国だ。それでも、、、。
実は、今年、夏に、久しぶりにマイチャウ地区を訪れた私は、本当に愕然とした。
そのときは、北海道への外国人就労者候補者の面談もあり、密集した観光客地区内には、わずか日中の2時間ほどしか滞在出来なかった。
私が出会った外国人観光客は、ヨーロッパ人らしき一人旅の人。
ベトナム人8人くらいのホーチミンから来た団体、一組。
それしか、見なかった。
凄まじい変わりようだった。
私たち、北海道は、コロナ禍の中、日本人の本州からの観光客のみなさんが続けて、来道してくれているからこそ、成り立って、関係者の方々は、努力を続けていると思う。
他人ごとには、とてもとても、感じられなかった。
現在、マイチャウ地区が置かれている観光立村としての苦々しい苦悩を目の当たりにした。
#共生社会
#ベトナム少数民族
#ベトナムホアビン
#マイチャウ
#タイ
#ホワイトタイ
#東城敬貴
#ケイヤン
#アイアジア
#毎日note
#外国人就労者24時間相談支援体制
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?