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ベトナム北部タンオアイのベトナムの帽子の発祥代表地ベル村

ベトナムの帽子”ノンラー“( Nón tơi)とは、ベトナム全土で用いられる円錐形のラタニアの木の葉でできた帽子。

ベトナム人の伝統的な葉笠のことである。
現地ではノンと呼ばれることも多い。

Nón は笠、tơi は葉の意味。

ノンラーが女性用ではベトナム文化の古典的、象徴的なものとなった。

帽子をかぶった長いドレス(アオザイ)を着たベトナム少女のイメージは、非常に多くの詩的象徴となった。

国際的な友好的な交流でもとても人々の目を引くこととなった。

帽子は素朴でシンプルに見えるが、実はその後ろ、陰には工芸の芸術や技術が隠されている。

ハノイの中心部から約30kmタインオアイ県フォンチュンにあるベル村がある。

ハノイ人の古い世代には、長い間存在してきた伝統的な帽子作りの村の1つであるベル村は良く知られている。

ベル村の帽子は、その伝統的な技術と確実性、耐久性から品質が良く、そしてなめらかで何世代にもベトナムの人々から信頼されている。

村の円錐形の帽子。

雨を覆う目的に加えて
帽子は多くの種類の衣装と
組み合わせることができる。

その後はファッション的なアクセサリーともなる。最も美しいのはやはり伝統的なアオザイとの組み合わせだろう。

ベル村の円錐形帽子市場。

市場はボトム川のほとりにある。早朝から市場のエリアは賑やかで騒々しい。

市場は、野菜、鶏、アヒルの屋台の中で円錐形帽子市場は、際立ち、売り手のほとんどは、女性、母親、母親である。

その製作も見るのがとても興味深い。

まずは、円錐形の裏地を作るために使用される若い葉。

次は、完成した帽子、帽子作りのフレームなどを作るための竹のナンを販売するエリア。

忙しいですが、雰囲気は快適で穏やかだ。

また、老人たちは帽子をかぶって一列に並んで大量注文の配達の準備をしていた。

伝統的な帽子作り市場の近くの住宅、ベル村のほとんどすべての世帯は、帽子の作り方を知っている。

近くの外国人就労者の実家でもお母さんが帽子づくりで生計を立てている。

これは農場にとって非常に合理的な仕事であり、父親の伝統を維持しながら収入を生み出し、巧みで勤勉な人々にとっても単価の工賃は低くてもとても安定している。

基本的に、帽子を作るには、まず竹のフレームが必要。次に、メスリングをフレームに配置する。ベビーリングと金属製のトップリングを配置していく。

竹のベビーリングはすべてカールし、繊維で結ばれている。次に、浸水した葉の層、モスカウルの層、そして葉の層を置く。

これらの葉の層を敷く作業中に、パラシュートロープを交差させて円錐形を固定する。

それから縫製と編み物がある。

熟練した人は1日に2つの完全な部分をことができる。

葉は帽子の裏地を作るために据え付けられる。

ナン竹を丸めて、波状になり、大きな指輪、リングのように敷き据え詰められていく。

その竹のナンを使って、子供たちの各ラウンドを作成する。

葉を円錐形のフレームに縫い付ける。

帽子が洗練されていればいるほど、
それはより高価となる。

労働者のための帽子は約30,000 VND-40,000 VND(150円から200円くらい)で販売されている。

ベル村で最も高い価格で販売された帽子は、多くの精巧なモチーフで150,000 VND(750円くらい)くらい。

この誇り高い伝統的な職業が生き生きとするこの村は人々の生きる力を私に脈々と感じさせてくれる。

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