ベトナムの多様性と統一性について㉕タインホア省について②山岳地帯ムオンラット県①

どんな困難な地域や貧しき経済的困窮した少数民族も人民として、ベトナム国家は、公平に多様性を尊重しながらも統一性を図っている国策としての強い意志を感じるものだ。

そこに、タインホア省の山岳地帯ムオンラットの困窮について、2045年までのビジョンを打ち出すのだから、ベトナム政府の細部に渡るその姿勢は、日本が国家として、参考にすべきものは、確かに社会主義共和国であるだが、その故の強いリーダーシップだ。

タインホア省党委員会の常務委員会は、慎重な調査、作業、計算のプロセスを通じて、タインホア省が、最も辺鄙で、最も貧しい省であり、ベトナム国内で、" 最も貧しい地区の 1つである国境地区" に新たな困窮から脱出すべき開発機会を打ち出した。

"ムオンラット地区、ムオンラットの町"

Muong Lat ムオンラット県は、国境の山岳地帯であり、省と国の北西部地域の国防と安全にとって、地政学的にも重要な地域である。

少数民族の大多数が住んでいる場所。

広大な天然林面積を有し、河川と水系の源流であり、省全体の保護、水資源保護、生態環境保護において重要な役割を果たしている。

地区の設立から25年以上を経て、中央政府、州、党委員会、当局、ムオンラット地区の少数民族の人々の注意、指示、支援を受けて、彼らは、貧困からの脱出のために、多くの成果を達成するために努力を続けてきた。

結果、経済は進歩した。

農業生産は前向きに変化し、経済的価値の高い多くの作物や家畜を生産することにも成功してきた。

林業には、植林、ゾーニング、再植林が含まれ、森林被覆率が増加してきた。

サービスおよび貿易システムは徐々に拡張されきた。

社会経済インフラ、特に輸送、灌漑、教育、医療インフラが強化されてきた。

社会文化の変化が近代化と融合して、少しずつ進み、社会保障が確保され、貧困世帯の割合が減少し、人々の物質的および精神的生活が著しく改善された。

しかし、現在、ムオンラットは、依然として州で、最も貧しい地区であり、国内で最も貧しい地区の一つだ。

経済成長は遅く、一人当たりの収入は州の山岳地帯の平均よりもはるかに低い。

農業生産は特に、主に自給自足。

自然条件と土壌条件に適した重要な作物が特定されていない。

森林の低い経済効率であり、改善されていない。森林木搾取後の再植林は、まだ遅い。

いくつかの場所では、人々はまだ森林を焼いたり、開墾のために森林を切り開いたりしている。

工業および手工芸品の小規模生産。

サービスと貿易のネットワークは、ゆっくりと不均一に発展した。しかし、地方予算の収入は非常に少ない。

インフラストラクチャーは依然として不足しており、脆弱であり、社会経済開発の要件を満たしていない。

多数の散在する投資プロジェクトも、未完成で、何年も続き、リソースを浪費しているとしか言えない。

人々の文化的および精神的な楽しみのレベルはまだ低い。少数民族の生産と生活には、多くの時代遅れの慣習や慣習がまだ残っている。

人的資源と教育の質は依然として低い。

一部の学校や学校の施設や設備が不足しているか、劣化している。2018年9月にも台風により、小学校の損壊など、甚大な被害が出ている。

毎年のようにベトナム中部特有の風水害、暴風雨、洪水が、襲ってくる。

貧困率は依然として非常に高く、一部の人々の生活は依然として困難である。

この地域の治安と秩序には、潜在的な不安定要因もある。

犯罪と薬物乱用は複雑。そこに、毎年のことで、台風、洪水、鉄砲水などの厳しすぎる自然環境。

ムオンラットは国防と治安の面で重要な地域として特定されているため、タインホア省の西部国境地域の経済発展を促進し、政治的安全、社会秩序、安全を安定させるために、とても重要なタスクだそうだ。国境が長く、多くの少数民族、特にモン族が住んでいる。

党委員会の常務委員会が決議第11-NQ/TU というのは、ムオンラット地区を迅速かつ持続的に開発して、インフラ整備建設を推し進める。人々の生活水準を絶えず改善し、開発ギャップを狭めること。

州の平均的な山岳地帯と比較して、2030年までに貧困地区を貧困から脱出させる。

2045 年までに、地区の社会経済的収入と 1 人当たりの収入は、州内の山岳地区の平均レベルに達する見込みとした。

農林業を基盤として経済発展を重視し、農林業に適した作物や家畜を選択する方向で生産を再構築し、潜在力や強みを効果的に活用しする。

新しい農村建設を強化し、新しい文化生活を構築する。経済発展と国防・安全確保を緊密に結びつけ、祖国の国境をしっかりと守り、政治的安全を維持する。

さらに、省党委員会の常任委員会は、自立と自立の精神、貧困から抜け出し、収入を上げ、人々の生活を改善したいという願望を喚起し、促進する必要があることも、強調した。

これは、党委員会、政府、ムオンラット地区の少数民族の人々の意志と願望が強く、結集して、初めて、実現できる。

ムオンラットの未来は、経済発展と人々の生活の向上において、これらの新しいメカニズムと政策を最善の方法で適用し、推進すべきもの。

そのためには、まず地区自体が、 " 自立と自立への意志と志" が前提となる役割を果たさなければならないと言われているが、その環境の厳しさからの脱却は、大変な困難さを感じる。

〜 次回に続きます 〜

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