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ベトナムの多様性と統一性について㊱ホアビン省ザオ族④

ザオ族の自分自身の呼び名は、キエム種族、または、キムムンで、これは山の人々を意味する(Kem, Kem, Kem = 森; domain, man, hum = 人々)。

この名前は愛称でもある。キエム種族という名前に加えて、ダオ族はディーウ種族という名前もある。これは中国ベトナム語でザオナンと発音され、ザオ族を意味するそうだ。

この名前は、ザオ族の口頭での話や古代の文書で言及されているそうだ。

ひょうたん物語、Quan Son Ban Van (Binh Hoang Chuong Diep)、ベトナム人の移住に関する 7 つの言語の叙事詩などである。

李王朝などの時代に、道天と道泉の人々が広東省からベトナムに移住した。古代中国の歴史書には、隋書、地理学書、人間論書、ケ・ハイ・グー・ハン・チー書、リン・ゴアイ・ダイ応答書など、ザオの名前も記載されている。

ザオ族の背景については、今日に至るまでバン・ホーの話が、ザオ族の間で広く流布されている。バン・ホーの話は幻想的な要素が多いが、道族の起源を説明するお話しで、古代中国における道族のグループの形成とその移動プロセスを見ることができる。

ベトナムのザオ族は、中国出身である。漢、呉などの封建制の残忍な弾圧のため、あるいは戦争、干ばつ、長年にわたる連続した不作のために、ザオ族の祖先は徐々に南部の山岳地帯に移住しなければならず、一部はベトナムに至った。

そのプロセスは、隋、唐から明、清の王朝まで起こり、今世紀の初めまで続いていた。ザオ族は、多くの時期、多くのルート、さまざまなグループを通じてベトナムに移民化していった。

〜 次回に続きます 〜

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