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エージェント・オレンジの影響(ベトナムクアンチの悲しみ)①

外国人就労者たちの母国での実家の訪問の再開で今回は深い悲しみを見た。

約8年間以上の"ベトコン"の闘い後に
生き抜いている高齢のご家族などから
のお話しだ。

後遺症は50年近く経った今も子供たちや孫までも続いている。
奇形だけではなく、様々な人体に後遺症を残し続けている。

ベトナム中部のクアンチでの集中的な戦争犯罪の影響である。

ベトナムにおけるエージェントオレンジの影響

ベトナム戦争中、
エージェントオレンジの公式軍事目的は
南ベトナム民族解放戦線のゲリラ軍が
隠れ家を持たないように
森の木々の葉を落とすという
あってはならないことだった。

エージェントオレンジは透明な液体。

本当につらい。

その名前は、それを輸送するために
使用されるドラムに描かれた
縞模様の色に由来する。

アメリカ軍はまた、
この期間中に使用された物質を
識別するための
他の多くのコードを持っていた。

「エージェントブルー」
 (エージェントブルー、カコジル酸)

「ホワイト物質」
 (エージェントホワイト、2,4-Dと
  ピクロラムの4:1混合物)

「紫色物質」(エージェントパープル)

「エージェントピンク」(エージェントピンク)。

ベトナム戦争中の1961年から1971年までの10年間で米軍は1,820万ガロン以上のエージェントオレンジにダイオキシン含有成分を散布した。

それは、南ベトナムの土地の10%以上に散布した。

数百万ヘクタールの森林と農地を毒殺し、破壊した。

多くの人々は、環境に害を及ぼすことに加えてこの化学物質は、戦後に生まれた世代でさえも、多くのベトナム人の生活と健康に深刻な影響を与える。

これは母国の現地に行けば明らかになることだ。

ベトナム語から英語や日本語での翻訳と発信の情報が少なすぎるために日本国内での関心が薄くなり過ぎているのだ。

現在、推定480万人のベトナム人がエージェントオレンジ、ダイオキシンに感染しており、チュオンソンロード沿いの地方と
カンボジアとの国境沿いに多く住んでいる。

(『チュオンソンロード』とは
 ベトナムの北部領土からベトナム南部の
 領土に走り
 べトナム中部を通過する
 チュオンソンの東、チュオンソンの西、
 軍事輸送ネットワーク
 からなる戦略的な物流ルート。 
 カンボジアのラオスの下部を通る
 通路がある。
 これは、ベトナム戦争の16年間
 (1959-1975)を通して
 継続的に、南ベトナムの戦場で
 南ベトナム解放軍を
 支援するために軍隊と兵隊資源と
 武器を提供する重要な
 戦略的物流ルートだった。)

何十万人もの人々が死亡した。

何百万人もの人々とその子孫が
エージェントオレンジの残骸のために
病気と貧困の中で暮らす。

ロシア医学アカデミー会員の
『ゾフロノフ・ゲンリク・アレクサンドロヴィッチ』とベトナム・ロシア熱帯センター共同所長の『ルマックス・ウラジミア・クテパノヴィッチ教授』は、ダイオキシン類は人類が合成した最も有毒な物質であるためエージェントオレンジが、人間と生態環境に及ぼす
生物医学的影響は非常に深刻であることを確認した。

ベトナム・ロシア熱帯センターによる18年間の研究の結果科学者たちは、エージェントオレンジが戦争で戦ったベトナム退役軍人だけでなく、人間の健康に長期的な医学的および生物学的影響をもたらしたと結論付けた。

第二世代と第三世代は、被曝した人々の子供でしかない。

化学毒素で汚染された地域に住んでいる子供たちでさえ病理の兆候を示している。

エージェントオレンジ/ダイオキシンは
生態学的遺伝的効果を有害性を明確に示している。

特にダイオキシンに感染した女性の流産、死産または先天性欠損症子供を産む。
かつ、後発的にも欠損症が生じる。

2人のロシアの科学者によると、
エージェントオレンジ/ダイオキシンの長期的な影響は20年だけでなく、最大100年以上になること発症している。

この毒の影響を受けた人々の数も480万人にとどまらず、おそらく数千万人となる。

ベアトリス・アイズマンとビビアン・ライネリによると1980年代だけでも、ホーチミン市のトゥズン病院だけでも、平均的な新生児が毎日先天性欠損症で生まれた。

1990年代には、この割合は子供と1日半に低下したが、とてつもなく凄まじく嘆き悲しむべきことだ。

同じ情報源によると、
American Journal of Public Healthのレポートによると、南ベトナムの母乳中のダイオキシンのレベルは戦争中に毒が散布されなかった北部よりも50倍高いことが証明されている。

様々な後遺症が数世代にわたり続いていることに、せめて、私たちはまっすぐに向きあうべきだ。

〜 次回に続きます 〜


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