なんてことない 日記 - ジュジュジュのピタ郎と湿気計算髪
私は自分を信じてあげられなかった。
(だから 今日、雨風に晒されたのだった。)
私の手の施しようのない癖毛は雨の降る前日からボッサボサにうねりカーラーを巻こうが ※ ケープを延々と振りかけようがどうにもまとまりません。昨日も暴発したので こらァ 5月30日は一雨降るど、と夫に訴えていました。 ※ ケープに罪はないのよ、ワイの髪が振ってもいないのに勝手に毛振り連獅子なだけ。
ゲゲゲの鬼太郎は敵(妖怪)の妖気を察知すると頭頂部の毛髪がアンテナのように逆立ち、臨戦態勢に入ります。通称 妖怪アンテナで、相手の妖気の強さを推し量り、位置や移動速度なども計算できます。そのうえ鬼太郎ヘアーは、髪の毛針という武器化もするスグレモノなのです。
水木先生の原作では妖怪アンテナのことを妖気計算髪と呼んでいました、私の髪は針にはなれませんが湿気や天気がある程度分かるので 妖気計算髪にあやかり、湿気計算髪(雨の気アンテナ)と自虐しています。
とはいえ、絶大な信頼を置いているのは雨雲レーダーなので「今日の雨、夕方なら駅までチャリやな。ほな傘もいーらへん 🤗 」と調子づいていたら雨晒しってワケですよ… 自分の唯一の取り柄を信じたればよかったなァ。
ところで原作のゲゲゲの鬼太郎で忘れられないエピソードがあるのですが、ヴィランの名前忘れたな、そいつの特技は相手の考えがお見通しなので我等が鬼太郎の戦術を尽く見破り大苦戦するのですが策士 目玉の親父がねずみ男を引っ張り出していつも通りにしてみ と唆すと 「牛のウンコシチュー最っっっ高 ♥️ 」なんてとんでもないことを考えたので敵妖怪に大ダメージを食らわす という、オエーッ 🤮
この話は私が子供の頃、弟のコミックボンボンを取り上げて読んだ話だったと思うのですが 当時 子供心に" 水木先生は天才だ、普通の人じゃ牛のウンコシチューなんて思いつかへん " と畏怖の念を抱きました。
あの頃の 小学生の私に伝えたい - 水木先生は天才で大正解、君は四十路の頃 湿気計算髪になる、これは木星からのメッセージ " Just trust the voice in you. "(君の声を信じてくれ)
今のところ私の髪は落ち着きを取り戻していますがまだまだ不安定、「折りたたみ傘があると安心でしょう。」