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【映画感想#2】窮鼠はチーズの夢を見る

約一年ぶりに映画館で観た最初の映画です。

印象
青を基調とした世界観で、まるで一つの閉ざされた世界にいるようでした。気持ちが揺れ動く場面が多いように感じて、リアルな人の描き方だなぁと個人的に思いました。もっとすっきりして欲しいと思うけど、普通に考えたらこうなるよなぁみたいな。あと、飲食店での視線の混じり合いがとても好きです。歌詞のない挿入曲もちょうどあの世界観に合っていて、あのサントラは欲しいですね。お洒落です。先月号?の月刊シナリオでこの映画の脚本が載っているとのことなので、買おうか迷っています。でも人気だから高いんだろうなぁ笑

内容について
もう少し寛容な世の中なら、あの二人もあそこまで苦しむ必要が無かったのかな、なんて思ってしまいました。でも、監督さんが学生のような恋愛で、別れてはヨリを戻しみたいなことをおっしゃっていたので、結局このままかなとも思いますね。お互いにもう少し自信を持てたら良いのかもしれないと思ったり。でも、あの関係がものすごく好きです。儚さだったり、危うさ、切なさなどが詰まっている関係のように感じます。ブルーチーズみたいな。(食べたことないけど笑)

あの部屋が二人にとっての楽園のような場所で、ある意味日常から切り離された場所なのかなと思いました。外に出るとやっぱり現実が待っていて、だからこそあの部屋での時間が愛おしく感じるような気がします。

最後のシーンで、これから良いことが待っていると信じたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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