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「仕事ができ人」の秘密(イシューから始めよ)

どうも、かずです。

今回はこの記事を読んでいただきありがとうございます。

突然ですが質問です。あなたが仕事をする中で「できる人」っていますよね?そんな人をみてこんなことを思ったことはありませんか?

「なぜ同じ仕事量なのにあんなに仕事が早いんだろ?」
「なぜあんなに的を射た答えが出せるんだろ」
「私とあの人でいったい何が違うんだろ」

その理由知りたくないですか?この「秘密」が分かればあなたも「仕事ができる人」になることができます。

「生産性の高い人」と「僕ら凡人」の違い・・・

それは「悩まないこと」です。「それだけ?」と思ったあなた。その通りです。それだけなんです。「悩まない技術」をつけることができればあなたも生産性の高い人になれるということです。

「悩む」ということは仕事をするうえで毎日行っていることだと思います。上司から「これやっといて」といきなり仕事を振られ、まずどこから手を付ければいいか分からない・・・。

こうして時間だけが過ぎていき、一日が終わって振り返ってみるとほぼ仕事が進んでないことに気づく・・・。

でも、この「悩む」というものを無くすことができたら爆速で仕事が進みますよね?。その技術を「イシューから始めよ」の本から抜粋してお伝えします。それではどうぞ。

1.生産性とは

まず、皆さんの思う「生産性」とは何でしょうか?

「仕事を早く終わらせること」「効率的に仕事をすること」など考えられる要素は多くありますが、

「生産性」=「どれだけのインプットした時間(投下した時間と労力)でどれだけのアウトプット(成果)を出せたか」

ではないでしょうか。

つまり、学んだものに対してより多くの成果を出せる人が「仕事のできる人」ということです。

分かりにくいですかね?

勉強で例えると、同じ授業を受けてるのに80点を取る人もいれば20点を取る人もいます。この80点をとれる人が「できる人」ってことですね。

そして「生産性」を上げるためにはより少ない時間でより多くの成果を出す必要があるということです。

そのために必要な要素・・・。それが「イシュー度」「解の質」です。ここからはその「イシュー」についての説明をさせていただきます。

2.イシューとは


本のタイトルもにある「イシュー」。これは「問題や課題を解くに当たって必要となる要素」のことです。「ん?どゆこと?」となりますよね(笑)。

例えば、あなたの数学の点数が悪かったとします。数学の中でも因数分解の点数が悪かったとしたら、あなたが点数を上げるためには「因数分解」の勉強が必要になります。

つまり、数学の点数を上げるためには、問題点である因数分解の点数を上げる必要があるといえます。

このように問題に対して「解決するために必要なもの」がイシューです。

「解の質」とは名前の通り問題に対しての答えをどれだけ明確に答えられるか。というものです。

まとめるとこんな感じになります。


■イシュー度とは
   ・自分のおかれた局面で、この問題に答えを出す必要性の高さ
■解の質とは
   ・そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているかの度合い

そして、この「イシュー度」と「解の質」が高いものを「バリュー(価値)のある仕事」といいます。

ここからは、その「バリューのある仕事」について説明していきます。

3.バリュー(価値)のある仕事とは

分かりやすい例でいうと新入社員。皆さんも、作業を教わったばかりのころは何が正解か分からず一心不乱に仕事をしていましたよね?

結果的に今は成長していたとしても、成果が出るまでにかなり時間がかかったはずです。

「何が正解か分からない」。だから、とにかく作業量を増やして無理やり理解する。でもこれって言うまでもなく効率が悪いです。

考えるというの部分を無視してとにかくをこなす。この状態のことを「バリュー(価値)のない仕事」といいます。

逆に「バリュー(価値)のある仕事」とは、作業の目的を考えて、それを達
成するために必要な要素を考えてから作業に入ることです。

このほうが、無駄な作業をすることなくゴールまでたどり着くことができます。

つまり成長速度を上げるためには、まず「イシュー度(何が重要かを見極める能力)」を上げる必要があるわけです。そうすれば、あとはその「イシュー」に対して「解の質」を高めるだけでよいのです。

ではどうすれば「イシュー(必要な要素)」を見極めることができるのか?次にその「イシューの見極め方」についての説明をさせて頂きます。

4.イシューの見極め方

イシューを見極める方法は、実は簡単で問題に対して「So What(そこからいえるものは何?)」を繰り返すことです。

壁にぶつかったときの「問題」や「課題」を分解することで”本質”を見出す作業になります。

例題として、「地球温暖化は間違い」と主張したい人がいます。この主張をするためには何が必要でしょうか?

この問題に対して「SoWhat」を繰り返すと、

①地球温暖化は間違いである。
SoWhat→②地球温暖化は世界中で起こっているとは言えない。
SoWhat→③地球温暖化は北半球の一部で起こっている現象である。
SoWhat→④地球温暖化の根拠とされているデータは、北米やヨーロッパの
     ものばかりでデータに偏りがある。
SoWhat→⑤地球温暖化を主張する人たちは、北米やヨーロッパの偏ったデ
     ータばかりを集めているため、データの取得方法、データの正  
     確性にかけている。

となります。

ここまでこれば、地球温暖化にたいするデータが偏っていて正確性に欠けることを証明できれば地球温暖化は間違いであると証明できます。

こんな感じで、普段の仕事においても与えられた仕事に対して「何が必要か」を明確にできれば迷うことなく答えに進むことができます。

これができている人こそが「生産性の高い人」です。

ここまでの説明で「生産性を上げる方法」を理解できたと思います。ではそれをどのように普段の仕事に生かすことができるのかを最後にご紹介していきます。

5.普段の仕事への生かし方

ここでは、例題を上げてどのように生かすかの説明をさせて頂きます。みなさんもこの例題から普段に生かす方法を考えてみてください。

まず、飲食店(居酒屋)の店長から「今月の売り上げから何が問題かを分析してくれ」と言われたとします。

まずStep1として「イシュー」を特定しましょう。イシューを特定するために「SoWhat」と分解を繰り返してみます。

①今月の売り上げが先月より落ちた
SoWhat→②売り上げ(客数×一人当たりの平均売り上げ単価×営業日数)の  
     売り上げが落ちた。
SoWhat→③客数×一人当たりの平均売り上げ単価×営業日数のうち、一人当
      たりの平均売り上げ単価が落ちた。
SoWhat→④一人当たりの平均売り上げ単価(それぞれの商品単価×売り上げ
     個数)のうち、売上個数が減っている。
SoWhat→⑤売上個数の中でも、ビールの売上個数が減っている。

ここまでこれば、「ビールの売上個数を上げること」が店の売り上げを上げることにつながるとわかります。

最初は「売り上げを上げるには?」と言われても「どこから手をつければ良いかわからない」となりがちです。

ですが、このように問題を分解して具体的にすればおのずと答えは見えてきます。ぜひ皆さんも、「悩む」という無駄をなくして生産性の高い職場から注目される人になっちゃってください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。では、またお会いしましょう!!

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