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2019年のこと&2020年のこと。

 皆様、あけましておめでとうございます。

 新年早々、初めてのnoteを書いてみる。初回の内容は2019年のことと言いつつ、これまでの野球生活やそれ以外のこと、そして2020年の抱負などを書きたいと思う。

○もくじ
・野球について
 (1) 自分にとっての野球
 (2) 主務として
・教育について
 (3) 人権教育との出会い
 (4) 多様な教育との出会い
・2020年の抱負

・野球について
 (1) 自分にとっての野球

 まずはじめに、昨年の秋に引退した野球について。

 兄の影響で中学校からはじまったプレイヤーとしての野球生活が、高校そして大学と続き、去年の秋季リーグをもって幕を閉じた。

年数にしておよそ10年。周りの方からよく言われるのが、「よくそんなに続けられるね」 「大学で野球部に入るなんてすごいね」だった。いつしか、周りの方からこのように言われるたびに「俺ってすごいんだ」なんてうぬぼれていた。

そんな中、野球に真摯に取り組む仲間や監督との関わりを通して改めて気付かされたことは"自分は何もすごくない"ということだった。

私が野球をこれまで続けてこれたのは、シンプルに野球が"好き"だから。野球を始めたきっかけも、野球が私にとって "ワクワクする"ものだだったからだ。

 そんな野球を私はいつからか"成長の糧"のように考えていた。それは周りの方の"野球をして何が身に付くのか?"なんて言葉に少しずつ惑わされていたのかもしれない。"何かを身に付けるため"に野球をするのではなく"好きだから"する。もちろん好きな野球をしている間に身に付いていることもあるだろうし、自分の成長課題を明確にして野球をすることもあると思う。

とにもかくにも、自分の野球人生の締め括りに、自分の中の"野球"を言語化することができてほんとうに良かったと思う。

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(☝️ファーストを守る私)

 (2) 主務として

 私は大学で野球部に入り1回生の夏から主務に任命された。当初は主務の役割など全くわからず"チームの顔"という抽象的なことしかわからなかった。先輩や監督に教えていただきながら少しずつ、主務の役割を飲み込んでいった。

主務の役割は主に以下の通り。
・チーム内でのマネジメント業務
・野球部後援会や大学の体育会、そして他大学や所属連盟との渉外業務

主務の役割を飲み込んでいったとは言ったものの、実際に私ができたことはこれらの5割にも満たないと思う。監督から言わせれば2割もできていないだろう。それでもチームが活動を続けてこれたのは、先輩や同期や後輩といった仲間がいてくれたからだ。

 チームのことを考える一心で頭がかっちかっちになっていたとき、修正してくださった先輩や、温かく見守ってくださった先輩。
 悩みに悩んでいるときに話を聞いてくれようとしていた同期のみんな。あのときは、どうせ私のしんどさなんかわからないだろうと心を閉ざしてしまっていたが、それでもそばいてくれた。
 私の意図を汲み取り協力してくれた後輩。
 厳しく指導をしてくださった監督。

 主務に関しては、プレイヤーとしての野球生活とは違い色々学ぶ姿勢で挑んだ。その中で学んだ大切なことは、自分のできる範囲で行動をする「責任」や、相手の気持ちになって考え、何をすべき考える「慮る」 である。

・教育について
 (3) 人権教育との出会い

 小学生の頃から教員になりたいという思いが常に自分の中にあった。それは家庭環境によるところが大きかった。そして大阪教育大学に入学することができた。この大学で沢山のことを学ぶことができ、この大学を選んで良かったと思っている。その学びの中でも一番の学びは人権教育である。

 国連の憲章や世界中の憲法で、誰もが守られなければならないとされている基本的人権だが、その基本的人権を普段の生活で守られていると感じている人はどれくらいいるだろうか?逆に守られていないと感じている人はどれくらいいるだろうか?恐らく、色々な理由でどちらも感じないままに生活をしている人が大半だと思う。

 私はこの大学で人権教育と出会い、その大切さに気付くことができた。とはいっても同じ大学に入学しても気付かない人もいる。それはその人の気付く"タイミング"があるだろうし、気付きやすさも人によって違うと思う。私が気付くことができたのは、私の中の色々な悩みがあったからだと思う。そしてそれは、大学生活の中でかなり克服してきているように思える。また人権教育について学ぶ中で、人とどのように関わっていくか、向き合っていくかということを学ばせていただいた。

 (4)多様な教育との出会い

 多様な教育を考えるきっかけとなったのは、人権教育である。人権考えたとき、今の学校現場でどれだけ人権が守られているだろうかという疑問が浮かんだ。働く教師の人権も然りだが主に子どもの人権についてだ。

 例えば、"靴や靴下の色を揃えなければいけない" "女子は頭髪を纏めなければいけない" "染髪してはいけない" "みんなと同じでなければいけない"これらは私の中で大きな疑問の種となっている。何故みんなと同じようにしなければいけないのか?一人ひとりの個性や特性に合わせてはいけないのか?みんなと合わせる教育は長年、授業をする側の教員にとって都合のいいようにされてきたように思えてならない。

 もちろん一人にとりにあった教育をするのは至難の技かもしれない。だがそれを成し遂げようとするところに私は教員になる魅力を感じている。

 少し話が脱線したが、これらをきっかけに私は"フリースクール"や"オルタナティブスクール" "サドベリースクール"など公教育以外の教育に興味を持ち、それらについて学ぶためにこれまで発揮したことがなかったフットワークを発揮した2019年となった。

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(☝️エデュコレ~多様な教育の博覧会~in関西の様子)

・2020年の抱負

 最後の最後に2020年の抱負について書こうと思う。

 まず1つ目はこれまでの出会いを整理して、自分の立場や考えを整理すること。整理するとは言いながら、新しい出会いもどんどん増やしていけたらなと思う。

 2つ目は字を綺麗に書くこと。昔から字を綺麗に書くことが苦手で、丁寧に書こうとはするもののどうしても自分の字が嫌いで最後には汚くなってしまう。この春から大阪府で中学校の教員になることが決まっているのだが、このままだと黒板に字を書くのが恥ずかしい。何としてでも綺麗な字をかけるようになる!

 以上の2点以外にもさまざまな目標があるが、とりあえずはこの2点に集中していきたいと思う。

 これまでの野球生活、大学生活でお世話になった方々、大変感謝しております。ありがとうございました。そして2020年も何卒宜しくお願い申し上げます。また、これから出会う方々についても、どんな方々と出会えるだろうかというワクワクした気持ちでいっぱいです。

 皆様のご多幸をお祈りして初回のnoteの締め括りとさせていただきます。