お金のロードマップ57話 凡人がお金持ちになるための10の秘密vol.7 長期か短期か!?自分のためだけに仕事をするな
前回のまとめですが、
①問題解決能力の高い低いで収入は分かれる
②目の前の問題から逃げる人は逃げ方を、向き合い方を知っている人は険しい道の歩き方を学ぶ
③自分の人生における自分だけの問題から目を背けない
です。
人の価値観は十人十色、家計の状況は千差万別であり、人にはそれぞれのストーリーがあります。自分だけの問題も必ず抱えています。お金のことかもしれませんし、仕事のことかもしれませんし、人間関係かもしれません。しかしその問題から逃げてはいけません。解決しようと決意しなければ解決に向けて思考と行動が動き出しません。問題から目を背けても物事は好転しないものです。時間や誰かが解決してくれるなどという幻想から目を覚まし、行動していきましょう。
長期か短期か
本書では問題解決能力の他に収入に差が付く要因として「視点が長期的なのか短期的なのか」ということについて書かれています。
本ブログを読んでいただいているみなさんならすぐに察しはついたと思いますが、長期的な視点が大切ですね。
短期的な視点ということは目先の利益、つまり自分のことしか考えていない状態です。「自分さえよければ」という考え方ですぐに結果を出し、短期的な結果は良好なものがでますが、結局長続きしません。それは短期的な結果しか生まないため、それが継続しない、連続しないからです。視点が自分にしか着地していないため、「人のために仕事ができていない」ため評価もその都度のものになってしまいます。
長期的に取り組んだ人は人の為になるように仕事をするために丁寧で確実で安定感があるため、伸び続けます。
仕事を長期的に丁寧に続けるということは人間関係もコツコツと信頼を積み重ねていくため、大切な仕事を任されたりとどんどん短期の人と差がついていきます。
例えば大学受験のときに詰込み型の人は「短期記憶」をしていて一時的にたくさんの情報を保持している状態です。いわゆるその場しのぎです。一方で、いつでも情報を取り出せる状態の「長期記憶」の人は名前や仕事での重要事項も憶えているので、円滑に仕事を進めることができます。
長期であることと、短期であることの違いは視ている未来が違うということですね。ランニングの例を出すと長く正しい姿勢で走り続けられる人は一定距離離れたところを見続けて走りますが、至近距離ばかりみて走る人は姿勢も悪くなり途中でばててしまいます。
先を見続けるということはそれだけで大きな差を生みます。一時的な結果の差など気にせず、最後は自分が勝つと言い聞かせ、「うさぎとカメ」の精神でコツコツいきましょう。
人間関係も長期的に
人間関係が良好なのと良好でないのはどちらがいいのか聞くまでもありませんが、なぜ良好である必要があるのでしょうか。
それはお金とは人が運んでくるものだからです。
お金が動くとき、それは人がいるときです。お店に誰も来店していなければ売り上げはありませんし、ネット販売でもそのサイトを誰も閲覧していなければ注文がされることはありません。お金は人がもたらしてくれるものであるということですね。
つまりは他人との人間関係が良好でない人のもとへはお金はやってきません。
さらにハーバード大学の研究では、他者との繋がりが親密であればあるほど健康にも良い影響を及ぼすことがわかっています。
このように人間関係が良好というのはそれだけでいい事づくめなのです。
「金の切れ目が縁の切れ目」とも言われたりしますが、円が縁を結んでくれることもあるかもしれませんね。
お金の使い方次第ではいい仕事やいい人と出会うことがあるかもしれません。
お金から好かれる人になれば自然と円が縁を結んでくれるかもしれませんね。物事は点と点がつながったときに線になり、学びが加速していきます。人間関係も一人一人とのつながりが点だとすればそれがつながり、線になり、いずれは円(丸)を描きます。
長期的な視点に立ち、お金(円)も縁も手にいれましょう。
次回は当たり前の基準について勉強していきましょう。
まとめ
①短期的な視点は自分のことしか考えられず、長期的な視点は人間関係を良好であり伸び続けることができる
②人間関係が良好であればお金は自然とやってくる
③円が縁をつなぐ
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