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"インド映画"に魅せられて【9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜1期生ライブ〜】

発表されてからというもの雨の日も風の日もこの日を想って生きてきたと言っても過言ではない「9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜1期生ライブ〜」をついに迎え、いま頭に浮かんでいる言葉は、「情緒と混沌」である。

何を言っているのか分からないかもしれないが、本当にこの2つの単語に尽きるので落ち着いて生粋のエンターテインメント集団たちからのプレゼントを紐解いていこうと思う。

【写真引用元】
モデルプレス

本編前半戦

影ナレ:高山、樋口、和田

思えばここから「混沌」の香りは漂っていたのかもしれない。
謎の10年前設定で辿々しく、初々しさ(?)が感じられる影ナレ。
そして最近流行りのボラギノール演出。(もしかして康、𝑱𝒊なのか?)

M00:Overture

何度聞いても身体中の血が沸き上がるような感覚になるOverture、今日はただただ画面の前に座って見るだけ(いつも見ているだけなのですが)の自分も緊張してしまった。推定娘の授業参観。

M01:制服のマネキン(C:生田、星野) 

8人のシルエットが浮かび上がり、マネキンの制服衣装を身に纏ったメンバーが登場し、イントロが流れてきた瞬間「始まったら終わってしまう
当たり前の出来事も できるだけ延ばしたかった
」という誰もが耳にしたことがあるあの名曲(『ひと夏の長さより・・・』のことです)の歌詞が頭に浮かんだ。あの頃と変わらぬ制服、あの頃と変わらぬ振り付け(座る振り付けを採用してくれて本当にありがとうお年玉あげたい)、ただそこに立ってパフォーマンスをしていたのはあの頃からたくさんのことを経験し、成長した8人の1期生。

人数は減ってしまったけど、8人のうしろには卒業したメンバーの姿が見える、そんなパフォーマンスだった。
生×星の「僕に任せろ」は何度見ても鳥肌がすごくて鳥になったわ。

M02:会いたかったかもしれない

バスラでしか見なくなった楽曲すぎて久しぶりに見た気がするが、カメラでどこを抜いても1期生しか映らないって改めてすごい。(あたりまえ体操)
横一列で歌って踊るフォーメーションが好きすぎて気付いたらおじさん部屋で1人でニコニコしながら腕を左右にふりふりしてたよ。これもまた人生

M03:指望遠鏡(C:生田、星野)

やっぱり指望遠鏡はスタンドマイクなんすよ(これはマジ)
楽曲の魅力を最大限惹き出すという意味でもマイクの種類って割と重要な要素だと思ってて(例えば『ヘビーローテーション』をイヤモニでやると変な感じするよね)、『指望遠鏡』はスタンドマイクだといつもより映えるような気がする。
あとこの曲はいわゆる"トロッコ曲"になることが多いからしっかり振り付けを見れてニコニコ坂46になった。
自分、MVのブランコ漕いできます。

M04:君の名は希望(C:飛鳥)

前日の2期生ライブでやってしまったからやらないかもしれないと思っていただけに、1期生の希望を見れて本当に良かった。
この楽曲もライブで頻繁に見る楽曲ではなくなってきている気がするが、それはこの楽曲がリリースされた当時のグループと今現在とではメンバーが異なるのはもちろん、(悪い意味ではなく)雰囲気や世の中でのグループの立ち位置(見られ方)も変わってきているからそういうものなのかな、と勝手に解釈していたがやはり1期生が歌っている姿は沁みる。どの期が歌ってもそれぞれ違った良さがあるとは思うが、1期にしか出せない味が特に感じられる楽曲、改めてそんな気がした。

この先、立ち位置や歌割りが変わってもずっと受け継がれていって欲しい1曲。

MC1(メインMC:秋元)

高山さんの「昔の乃木坂も大好きで、今の乃木坂もめちゃくちゃ好きだからこの好きって想いを噛み締めながら頑張ろうと思います」という言葉を聞いたとき、他のメンバーが頷いていた姿を見ると他のみんなも同じように感じていることが伝わってきて尊みの海で溺れてしまった。
それぞれ個性がありながらもどこか根底の部分では同じ想いを持って今まで活動してたからこそ、10年経った今も昔と変わらない関係性、いやそれ以上の関係性を築いていけるんだと思った。

メンバープロデュース企画

と、ここまでは「情緒」に訴えかけてくる楽曲が並び、「あぁ、やっぱり1期生はあたたかいなぁ」としんみりした気持ちになっていたが、ここからオタクたちの感情がかき乱されることになる
我々は1期生という”スーパークレイジーエンターテイメント集団”を甘く見ていた。ここからはそんな「混沌」としたメンバープロデュース企画に入っていく。

M05:13日の金曜日(星野→生田)
演 出:アンダー曲をやっているのをあまり見たことがなかったから

みなみちゃんの生田さんプロデュースパートはシンプルに可愛さに振り切っていてとてもすんばらしかった。(推しメン激甘部 部長)
“王道アイドル”生田絵梨花ちゃんが見たい!」というオタクの民意を形にしてくれて本当にありがとう。あと個人的にはこの楽曲でゆったんに触れたことからも推しメンの1期生愛を感じ、「そういうとこが好きなとこーー!」となった。
そしてなによりこのフリに完璧に応えた生田さん。ホントにすごいよあなたは...。みなみちゃんの要望でもあるゆったん直伝の煽りこと「𝑺𝒂𝒚!」もやり切り、プロデュース企画1人目としてしっかり後に繋げるパフォーマンスだった。

まぁこの後が問題作(褒めてる)の1つなのだが....

M06:Out of the blue(飛鳥→秋元)
演 出:猫の着ぐるみで猫語で歌う

秋元真夏の可愛さを全面に出していきたい」と丁寧なフリからがあってからの「キャッツですね、キャッツです。」という緩急。飛鳥ちゃんやったな?
10年間で初めての1期生だけのライブでこの演出をやろうと思う飛鳥ちゃん、最高に𝒄𝒐𝒐𝒍だ。
そしていざ楽曲が始まると「ニャ」「ニャア」「ニャー」「ニャッ」と猫語なりのメリハリを付けようとする真夏さんも天才の片鱗を見せてたし、「欲しいんだろ?やるよ。ッッハハッ」と持ってきた魚を嬉しそうに遠くに投げ、笑う齋藤飛鳥ちゃんの姿に彼女の本質(褒めてる)を見た気がした。これを称えて2人には100マカオポイントずつあげたいと思う。 

いや、ライオンキングか?

M07:僕のこと、知ってる?(松村→高山)
演 出:ピアノで弾き語り

個人的に今回のメンバープロデュース企画の中でトップクラスに好き。
優しすぎるがゆえに必死さが伝わらない」とパンチ力強めのコメント、更にはピアノの弾き語りというバキバキハードル高めの要求をする松村Pの姿は完全に日体大の体育会(ど偏見)のようだった。
序盤、高山さんのスーパー綺麗な歌声も相まって「えっ、かずみん凄いじゃん」と気付かぬうちに松村Pの手のひらの上で気持ち良くワルツを踊っていたが、この2人がそんなシンプルな演出のまま終わらせるはずもなく、落ちサビで高山さんが弾き語りのマイクを手に取り立ち上がった時にはニヤニヤする松村Pの表情が思い浮かんだ。そう、乃木中お弁当企画で致死量のカラシ入りおにぎりで設楽さんを苦しめた時のように。
そして極め付けは高山さんのこの顔である。これは"それっぽい"。

だがその後見たこともない形式の手書きの楽譜(楽譜ではない)を見ながら手を震わせピアノを弾いたその姿にこそ何よりも高山さんの魅力が詰まっていたように思えた。松村P、流石である。

M08:命は美しい(星野→樋口)
演 出:カッコいいダンス ※想像

生田さんに続き、ちまさんの『命は美しい』をプロデュースした敏腕Pの星野さん本当に偉いねぇ。(推しメン激甘部 部長))
ひなちまのカッコいいダンスが好き。ソロダンス大変だけど頼んだー!♡」と同い年の相手にも超絶妹モードで接する推しメン、流石に恋せざるを得なくない?(机をバンバン叩きながら)
ちまさんのダンスの凄みはアンダラでも何度も目にしてきたが、今日改めてその表情と世界観の魅力の深みに触れた気がした。
あと、命の衣装を久しぶりに見れた気がしてそれもとてもとても良かった。推しメンのポニテ、2兆点
ちなみに、さっきまで猫になってた方やピアノ弾いてるフリをしていた方が真剣な表情でバッキバキのダンスナンバーを真剣に演じてる姿、シュールすぎんか?(好き) 

M09:ロマンスのスタート(秋元→飛鳥)
演 出:彼氏目線 ※想像

いや、真夏⇄飛鳥になるの奇跡すぎるでしょ。
数分前散々真夏さんで遊んだ飛鳥ちゃんだが、立場がひっくり返って真夏さんの操り人形になってる図、オタク的には大満足すぎた。
ぶりぶりに可愛い衣装(feat.天使のしっぽ)を身に纏った飛鳥ちゃんを見てFFの飛鳥オタクさんたちも大量に天空へ逝ってしまい、まったく真夏さん、実に罪な女である。
真夏さんが「ズッキュン」「フォークでアーン」「キス顔」など狂った注文をしていく中、感情を殺してそれらをこなし続ける飛鳥ちゃんシュールすぎる。あと告白みたいになっちゃうけど、めっちゃ声好き。ロマスタ飛鳥ソロ音源化してくれ康。
ただ、嫌々1期ちゃんの要望に応えてる姿からもどこか嬉しそうな様子が垣間見れて「これだから本当にあしゅりんは、、、、、、、」となってしまったな。
真夏&飛鳥の互いにどちらかが倒れるまで殴り合うスタイル、永遠に辞めないでくれ。信じられるのは己の拳だけだぞ。

M10:欲望のリインカーネーション(和田→星野)
演 出:かわいらしさとセクシーさ ※想像

すまん、ワイあんまり記憶がないんだ。
メンバープロデュース企画って「対象のメンバーが本来持っている魅力を最大限活かす」か「対象のメンバーの普段見られない姿を惹き出す」という2つの着眼点(狙い)があると思っているが、推しメンに関しては完全に後者の演出だった。
普段「可愛いの権化」と称される推しメンからは全く想像もつかないパフォーマンスを惹き出すことができたのも長年側で見てきたメンバーだからこそなし得たことだと思うのでまあやには謝謝(シェイシェイ)止まらん。今度お礼にみらいたまごプレゼントするね。
普段どんな発言にもハートが付いちゃう推しメンが歌声でも大人っぽさを出そうとしていたのを感じて、気付いたらATMから全財産引き出していたし、早く金塊かクレカをプレゼントさせてくれ。準備ならできてるんや。
それはさておき、推しメンパートに関してはメンバープロデュース企画の醍醐味を感じることができて大満足であった。

M11:釣り堀(生田→松村)
演 出:いつも頑張ってるからさゆりんごを、乃木坂を、たまにはサボってみよう

このパートにタイトルを付けるとすれば「からあげ姉妹の大きな大きな愛」になるだろう。
いつでもこの場所はあるから好きなようにいていいよ」という生田さんからの言葉はきっと今の松村さんにとって、そして今後の松村さんにとって自身の支えになる大切な言葉になっていくのだろう。後のMCパートでの「今回のことで一歩踏み出した気がする、ありがとう。」という一言が何よりもその証拠である。
直接ではなく、歌や演出を通して自分の想いを伝えようとする生田さんの粋な計らいに全私が涙したし、一生懸命、自分らしく歌う松村さんを見て母性が爆発してしまったし、同世代としてこれからも末長く応援していきたい。

まいやんちゃんが卒業してしまい、心にぽっかり空いてしまったであろう大きな穴が残りの1期生たちの愛で少しでも埋まっていけばいいなぁと思うばかりである。さゆりちゃん、幸せになるんだよ。

M12:ガールズルール(松村→和田)
演出 :長文すぎるため割愛、シンプルに言うとインド映画

今回多くの人の海馬に最も深く刻み込まれたのが今回の1期生ライブを語るには欠かせないパワーワードにもなった「インド映画」こと松村Pによるまあやプロデュースパートである。

「私の中でまあやのイメージは”ものまね”なんですよね」と松村さんは言ったところまでは良かった。オタク側も「うんうん、確かにそうだね」となった。

で、なんでここから「インド映画」の発想になるん?流石に鬼才すぎんか?庵野秀明なんか?「インドで日本」ってなに?
と、疑問符が自己啓発本みたいに止まらなくなってしまった。

プロデュース案が書かれている紙には「イメージはインド映画。はちゃめちゃでサビなど一番盛り上がるところは大人数でそろったダンスをしている。でもその大半がまあや。」と書いてあった。
いや、最後どういうことなん?「でもその大半がまあや」?哲学なんか?

そんな不安を感じながらスタートした本編だったが、想像以上に仕上がり度の高いインド映画だった。さすが舞台「雨の塔」で忙しかったにも関わらず自ら動画編集まで行い、イメージを制作側に伝えていただけある。(バイタリティーが鬼)

この写真、もしかしてワイが見てたのは劇団四季なんか?

ちなみに主なキャストはこちら。
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カレーウ・マイ国の姫:和田 まあや
ナ・ンスキナン国の王子:樋口 日奈
ばあや:秋元 真夏
蛇使い:齋藤 飛鳥
蛇:松村 沙友理
姫の親友:高山 一実
カレーウ・マイ国の王:生田 絵梨花
カレーウ・マイ国の女王:星野 みなみ
象使い:齋藤 飛鳥
りんごを売る親友:高山 一実
1日100枚のナンを食べる女:松村 沙友理
その他大勢の群衆:ダンサーの皆さん
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いや、大勢でずっと何してんの?どんな気持ちで見ればいいんや?
割とマジで「ワイ、知らんうちにお薬キメたのか?」となってしまうレベルの世界観だったが、死ぬほど笑ってしまった。
何がすごいってインド映画という世界観がまあやにバチボコに合っていて、そこに目を付けた松村Pと意図せずインド映画の世界観にマッチしてしまうナチュラルボーンエンターテイナーのまあやの狂気的な組み合わせに圧倒されてしまった。感服である。
ちなみに松村さん、「この曲(ガールズルール)の世界観をぶち壊したい」と言っていたがシンプルにオーバーキルすぎた。

あまりインド映画に馴染みが無かったがこれを機にインド映画を観てみようと思う。(なぜなんだ)

そんなこんなでメンバープロデュース企画は圧倒的存在感とマリアナ海溝の如く深い爪痕を残し、風のように去って行ったのである。
1期生、本当に天才(一部鬼才を含む)しかおらん。(n回目)

そしてこの企画を通して、「1期生が自分以外の1期生のことをいかに大切に想っているか」を強く実感した。お互いのことをちゃんと理解し、互いにリスペクトを持って接しているからこそのプロデュース内容であり、愛があるからこそ真剣に向き合い、数々の素晴らしいパフォーマンスが生み出された、そんな1期生がやはり好きすぎるのである。

MC2(全員インド映画衣装のまま)

インド映画上映直後だったため、メンバー全員の興奮が冷めやらないままメンバープロデュース企画の振り返りに突入した。各々振り返っていたがあまり覚えていない、なぜならインド映画上映直後だったので

ちなみに今回披露したのは8個だったが1人7個づつ案を出しているので全部で56個、つまり日の目を見ることなく消えていった企画が49個あるはずなのでこれはいつか絶対に披露してほしい。
なんなら7週連続で1期生メンバープロデュース企画やってくれてもええんやで?康、康。

ユニット入れ替え

そしてここからはユニット企画。豪華すぎん?
しかも「お姉さん組」と「年少チーム」を入れ替えるという天変地異企画にオタクも堪らずスタンディングオベーションである。

M12:でこぴん(年少チーム:飛鳥、生田、樋口、星野、和田)

20210329、オタクたちの夢が叶った瞬間である。これが𝑫𝑹𝑬𝑨𝑴𝑺 𝑪𝑶𝑴𝑬 𝑻𝑹𝑼𝑬か?渋谷だったら道行く人々とハイタッチしていたかもしれない。
ちなみに、でこぴんリリース当時のお姉さん組と年齢を比較してみるとこうなる。
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深川(21)→ 飛鳥(22)
高山(19)→ 生田(24)
白石(20)→ 樋口(23)
松村(20)→ 星野(23)
橋本(20)→ 和田(22)
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みんな大人になったねぇ。。。。(溢れる滝涙止まらない動悸)
長年お姉さん組に憧れていた年少チームがあれから何年もたった今、お姉さん組の衣装を着て歌っている姿、卒業してしまったメンバーも含めてお姉さん組のみなさんが見ていたらなぁと思うばかりである。
ちなみに星野さんが松村さんの衣装を着ることをOK出した方、連絡ください。
桐の箱に入った高い肉を食べに行きましょう。

M13:ここじゃないどこか(お姉さん組:秋元、高山、松村)

飛鳥ちゃんがオルゴールを開けて歩いてくるという1stバスラを彷彿とさせる演出から始まったお姉さん組による『ここじゃないどこか』。
今では非常に遭遇確率が低い高山激甘ボイス一実ちゃんも登場し、入れ替え企画の醍醐味に満ちていた上に、お姉さん組の後ろででこぴん衣装を着た年少組が楽しそうにわちゃわちゃしている姿は愛さざるを得ないでしょ。ちなみにさっきとは逆に年齢を比較してみるとこんな感じである。
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生駒(17)→ 高山(27)
生田(15)→ 松村(28)
星野(14)→ 秋元(27)
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みんな大人になったねぇ。。。。(溢れる滝涙止まらない動悸)
この先もずっと可愛らしいお姉さん組であってくれ。
お姉さん組、𝑭𝒐𝒓𝒆𝒗𝒆𝒓。

The Original

ここからは「The Original」という企画へ。
1期生が加入した時の倍率が34/38934で約1145倍だったと考えると、そりゃここにいる全員魅力に満ち溢れてるわ。
人間、1/1145になんてそうなれたもんじゃない。

M14:インフルエンサー(C:高山、樋口)

『インフルエンサー』のようなダンスナンバーで樋口×高山のダブルセンターはアツすぎるし、良くないわけが無いじゃない〜(おねぇvo.)
ちなみにシンメ評価委員会副会長こと私、サビ前でほしりんごシンメがきた時失神した。かっこいい系の楽曲でかわいい2人がクールな表情で踊っている姿は技術点も美術点も高すぎる。よって2人には2億マカオポイントをプレゼントしたいと思う。
あと、案外歌声が若い、幼い(表現が適切かは分からない)という印象を受けた。これは意外な発見だった。

M15:あの日 僕は咄嗟に嘘をついた(C:和田)

ここに来てのアンダラ逆輸入、流石に良すぎる。
まあやの咄嗟センターはしばしばアンダラで見てきたが、バックで1期生がパフォーマンスしているだけで全く違う印象だった。
(先ほどインド映画で主演を務めていたとは全く思えない)まあやの表情も光っており、やはりアンダラはメンバー全体のパフォーマンス力を磨いているんだなぁと感じた。

M16:Against(C:生田、星野)

この楽曲もリリース直後から賛否両論あることは存じ上げているが、個人的には「1期生にしか歌えない楽曲」として君臨しているこの楽曲が好き、というより1期生によるこの楽曲のパフォーマンスが好きである

僕らは変わらなきゃいけない 永遠なんか信じるな!」という歌詞も、おそらくオタクは一生その本質を実感することが出来ない、メンバーの立場になってみないと分からない(見えてこない)ように思え、そういうブラックボックス的な想いがパフォーマンスに強く表れているような気がする。
あとシンプルにこの楽曲を推しメンがバッキバキに踊り倒すの好きすぎる。そう、実は推しメンバキバキに踊れるんスよ。

M17:裸足でSummer(C:飛鳥)

飛鳥ちゃん、「画面の向こうのお前ら油断すんなよ〜」と仰りますが、こちとらインド映画見せられた時からずっと気張ってるんすわ。

そしてやっぱりこの曲のイントロが流れるといつだって神宮に飛んでいける気がして最高ッスね。
夏も神宮も恋しいよ...。おーい、神宮。元気にしてっか...?

そして今回改めて"テーブルの下さりげなく隊"が1人になってしまたことを実感して寂しくなってしまった。これからもこういう悲しい気付きが増えるかもしれないが、それ以上に幸せな気付きを増やしていこうと思った2021年春であった。

M18:ごめんね、スムージー(C:星野、松村)

ここでこの楽曲を持ってくるのは流石に愛が過ぎるし、全体を通しても1期ちゃんらしさを特に感じた。卒業したメンバーの楽曲をパフォーマンスすることによってステージ上に卒業したメンバーの姿を思わせる。
これを愛と呼ばずに何を愛と呼ぶのか...。
𝑩𝒊𝒈 𝑳𝒐𝒗𝒆が確かにここにはあった...。
あと、シンプルにこういうごりごり可愛い系楽曲でほしりんごWセンターは致死。
用法用量は必ず守りましょう。

M19:心の薬(生田ピアノ伴奏)

1stバスラ鑑賞会でも生田さんピアノ伴奏の『心の薬』をやりたいと言っていたが、その伏線を綺麗に回収していった。伊坂幸太郎か?
冒頭『指望遠鏡』のパートでも似たような内容を書いたが、『心の薬』はピアノ伴奏だと楽曲としての魅力が増すような気がする。2012年に初めて行われた「16人のプリンシパル」で初めて披露された『心の薬』ピアノバージョン、歌っている1期生の人数は減ってしまったが、あの頃から何倍も魅力的な楽曲になったように思える。

MC3(メインMC:松村)

本人たちを目の前にして「お姉さん組に憧れてた」と言える年少チームと「年少チームの"でこぴん"可愛かったよ」と言えるお姉さん組の関係性、まさに「これが乃木坂46」といった感じがあって非常に良かった。
こうやってお互いを褒めて高めあえる関係性が”乃木坂らしさ”を形成し、ここまで醸成させたように思えた。

ぐるぐるカーテンの衣装を意識してリメイクした衣装がお披露目されたが、「この衣装の案はなんと、みなみちゃんが考えました」とあえて言葉にするちまさん優しさも、みんなに褒められてニコニコするも「色とかデザインはみんなで案を出してつくった」と”自分だけではなくあくまで1期生みんなで考えたんだよ”とコメントするみなみちゃんも全員まとめてとにかく幸せになってくれ
お互い敬意を持って接していることがさり気ない仕草や発言から伝わってくる1期生、幸せ空間すぎる。

ここからメンバーそれぞれのスピーチの中で印象に残った部分を残しておきたいと思う。(いかんせん2回しか聞くチャンスがなかったので若干違う部分があるかもですがそこはご容赦くださいませ)

==============

樋口
「これから、ここにいる1期生、そして乃木坂のみんなと素敵な景色をみなさんと一緒に見られたらなと思います」
和田
「私はここにいるみんな(1期生)にすごい大切なことをいっぱい教えてもらったなと思います。乃木坂46に入れてとても感謝の気持ちでいっぱいです」
松村
「こんな大好きなみんなとライブができることがすごい幸せだと思うし、人生でこんなに大切な人に出会えたことを一生忘れないで大切に思おうと思います」
生田
「アイドルは期限が限られているから、だからこそ今いるメンバーに大好きってことをこの瞬間に伝えたいと思うし、大好きなメンバーを応援しているファンのみなさんにもいっぱいみんなに愛を伝えて欲しいなと思います」
星野
「本当にメンバーそれぞれが他のメンバーのことを1番に考えているからこんなに10年間も乃木坂として活動できたんだな、みんなと一緒に10周年を迎えられたのはメンバーのお陰なんだなと改めて感じるライブでした」
高山
「ぐるぐるカーテンは自分の感情が乗る曲です。今日は離れていても気持ちは1つだよという想いをこめて歌わせていただきたいと思います」
飛鳥
「みんなのことが好きなのでみんながいてくれたらどんな風にもどんな姿にも変わっていけるなと思います。そしてそれをファンの皆さんが温かく見守ってくれたら嬉しいなと思います。改めてみんないつもありがとう」
秋元
「最初の頃から応援してくださっているファンの皆さんもそして最初の頃にいたメンバーも今の乃木坂を見た時に”あぁ今の乃木坂もいいな、かっこいいな”って思ってもらえるようなグループをこれからもしっかりつくってみんなに繋いでいきたいと思います」

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M20:ぐるぐるカーテン(C:生田、星野)

それぞれのスピーチを聞いてからの全ての原点である『ぐるぐるカーテン』、刺さるものがあった。笑顔で歌う者、目に涙を浮かべながら歌う者、各々色んなことを想い、感じていたのだろう。
最後1列になり、真っ直ぐな目で歌う1期生を見て、真夏さんがスピーチで話していた通り、1期生がいる限り、これからも変わらず「いいな、かっこいいな」と思われるグループのまままだまだ大きくなっていくんだろうなと感じた。
いつか訪れる最後の時まで、その時まで目を離さずに応援していきたいと改めて思った本編ラストだった。
ぐるカーピースは愛。

アンコール

EN01:思い出ファースト(C:秋元)

乃木坂楽曲でも1、2を争うくらい好きなイントロである『思い出ファースト』で成仏いたした。セトリの暴力すぎる。(くそ褒めてる)
ここから 僕がおんぶしてあげるよ」でみなみちゃんをおんぶする飛鳥ちゃん、さては付き合ってるな?
「大切にしたいもの 一番目は何だろう?」
という歌詞にもあるがきっと1期生にとって「一番目に大切にしたいもの」は「自分以外の1期生みんな」なんだろうね。

EN02:ボーダー(C:松村)

出だしですぐ気付いた。この人たち真面目にふざけてるな?
先日の乃木中で2期生が見せたシュールなお笑いへの対抗意識をバチバチに感じざるを得ないし、1期生が必要以上に真面目な真顔をしてる時は明らかにふざけてる時なんよ。

駄菓子菓子、それが最高なんだ、好きなんだ、1期生なんだ。
おそらく今頃自分たちの写真見てゲラゲラ笑ってることだろう。
そのスタイル、一生崩すんじゃないよ。

これはもう戦隊モノ。
日曜早朝のスケジュール確保をお願いしますマネージャー。

EN03: I see... (C:星野)

2021年暫定1位のパフォーマンスが来てしまった。
イントロの時点で泣いたのにセンターが推しメンで興奮しすぎて歯が全て折れてしまった。あと894854930590492432210290429回は見たいし、タッパーに小分けにしてご近所さんに配りたい。
この曲と推しメンの持つ世界観の相性が良すぎて多分この曲のセンターに立つために生まれてきたのかな?と錯覚してしまったし、1期ちゃんがみんなはちゃめちゃに楽しそうにしている姿が眩しすぎて直視出来なかった。
全員引っ括めて守りたいこの笑顔2021すぎる。
終わった直後の真夏さんの「楽しかったー!」の一言がいかに1期生が後輩ちゃんの楽曲を披露をするのを心待ちにしていたのかを表しているし、後輩ちゃんのことが大好きな1期生サイコーー!!!!ハッピー!!!!!! 

MC4(メインMC:秋元)

飛鳥ちゃんの口から出てきた「なんでみんなこんなにいい人たちなんだろと思った」という言葉、それは「自分たちが本当にいい子たちだから」と全オタクが思ったことだろう。
こういう場面でメンバーだけではなく、裏方にも優しい気遣いが出来る乃木坂46、「努力・感謝・笑顔」の申し子すぎる。この3つの言葉を背中に彫りたいと思う。

松村さん「自分で言うもんじゃないけど本当に素敵なライブになったんじゃないかと」
わたし「マジでそれな

EN04:左胸の勇気

いつもは『乃木坂の詩』でしんみり終わるが、たまには今回のように明るく終わるのもいいなと、そんなことを思いながら電気を消し、真っ暗にした部屋でエアーで肩組んで踊るなどして私の1期生ライブはアンコールまで幕を閉じたのであった。

アフター配信

と、ここまでざーーーっと書いてきたが既に文字数がとんでもないことになっている(あと、2回のインド映画鑑賞で脳が甚大なダメージを負っている)のでアフター配信に関してはハイライト場面を箇条書きでまとめていくことにする。ちなみに、ここ最近の配信ライブを経て思うけど、アフター配信チケ、絶対に買ったほうが良いですよ。

==============
・クソダサジャージ×シャツインで登場する1期生
・登場後即噛む真夏さん
・テンションがやばい生田さん
・大ふざけ大縄タイトルコール後即照れるさゆりちゃん
・過信高山
・カエル生田
・いちゃいちゃあしゅみな(1回目)
・大縄人(おおなわんちゅ)にマイクを差し出す優しいみなみちゃん(推しメン激甘部 部長)
・円陣やりたい可愛いみなみちゃん(推しメン激甘部 部長)
・一向にマイクの位置がぶれない鬼の体幹さゆりちゃん
・高山さんの設楽ごっこ
・高山さん「一回、八の字やってみない?一回」
・真夏さん「それでは聞いてください、あらかじめ語られるるるるるるる」
・いちゃいちゃあしゅみな(2回目)
・持ち前の可愛さであらロマのあやふやな振りをカバーするさゆりちゃん
・ターコイズのリング生田さん
・いか焼きからあげペア、あしゅみなペアでオタク瀕死
・全員で「きらーんっ」(爆泣)
・締めの言葉を噛む真夏さん
・高山さん「舌も頑張ったよ」
・飛鳥ちゃん「まなつ歯1本抜けたんじゃない」
・いちゃいちゃあしゅみな(3回目)
==============

こんな感じの激緩配信でした(サイッッッコー!)

最後に

アフター配信まで含めると約3時間、感情を揺さぶられっぱなしのライブだった。それくらい充実しており、10年間で築き上げた1期生の絆、パワーをまざまざと見せ付けられたような気がした。
乃木坂46を知り、好きになった時から変わらず、いや年々パワーアップしていく彼女たちを応援している時間が本当に幸せで、これからも自身の孫を見守る祖父のように1期生を愛でていきたいと感じた時間だった。

そして改めて、

乃木坂46 1期生、大好きです。これからも何卒。


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