神聖なるもの、それは純白 「話はそれからだ…」と中年男は言った シーズン3 その35
その後、西松が森本のトラックを運転して戻ってくると、森本は自動小銃で茶坊主らを威嚇しながら、狩ったイノシシをトラックの荷台に載せた。
それから俺たちもトラックへ乗り込み、その場を離れたのであった。
俺は今、トラックの後部座席に半裸で座っている。
イノシシを荷台に載せる前、森本は俺の血だらけになった下半身を見てズボンと下着を脱げと言い出したのだ。
何故ならイノシシの血によって、マダニが付いているかもしれない、とのこと。
ズボンは血塗れ、嫌な感触がしたので脱いだとこ