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「幸せ」のメカニズムが26歳の僕に教えてくれたこと。

こんにちは!朝渋KNOCK4期バディの永田圭(@kei_ssoken)です!

今回は朝渋ONLINEの部活動の一つであるnote部で課題図書として下記の本「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」を読んでみました。

「幸せ」というとても深く、広い概念を自分なりに解釈しながらまとめてみました。あまり「幸せ」というテーマについて深く学んだことがなかったので新たな視点を手に入れることができたと思う。

幸せのメカニズムが僕に教えてくれたことは、
「幸せのメカニズムを理解することで、日々のささいな幸せに気づき豊かな毎日を過ごせる」ということだ。

冒頭でタイトルへの回答を結論からお伝えしたが、ぜひこのまま読み進めてほしい。
その答えにいきついた背景を第2章の「幸せの四つの因子」の章を取り上げて書いていく。
*その他の章が気になる方はぜひAmazonでポチって読んで頂ければと!

■第2章「幸せの四つの因子」

▼幸せの四つの因子
①「やってみよう!」因子
➁「ありがとう!」因子
③「なんとなる!」因子
④「あなたらしく!」因子

①「やってみよう!」因子

「有能で、社会の要請に応え、成長に満ちていて、 自己実現しているという 人間の特徴を表した因子」とのこと。

本書にも書いていてとても納得感があった文章がある。
「大きな 目標 を持っていること、大きな目標と目前の目標が一致している こと、そして、そのために、学習・成長しようしていることが幸せに寄与し ている」ことが幸せに寄与する。

人生という大きなくくりの中での「幸せ」を考えてみた。
そうすると、自分の軸でもある「働く」という時間が充実したものであれば「人生の幸せの総量」は増えるのではないかという考えに行き着いた。
自分が所属している組織のミッションと自分のミッションの重なりを日々感じることができれば幸せに繋がるのではないだろうか。

会社のミッション、個人のミッションに繋がりを見出しそれを成し遂げる為に学習・成長しようとすることが自分の幸せだ。
これから社会に出ようとしている就活生にもこの考え方は大事にしてほしい。

ただ、自分は「働く」という側面から「幸せ」の因子を紐づけているだけなので、人それぞれ自分の目標に向かって学び、成長していく過程で「幸せ」を感じることができる人が世の中に増えていけば素敵だなと思う。

「ありがとう!」因子

この因子は「他人にベクトルを向けた」因子である。
「やってみよう!」因子は自分を主軸にした因子だったので、
この「ありがとう!」因子があることで均衡が保たれていると感じた。
人間のメカニズムはとても興味深い!

本書で述べられている四つの因子の中で比重を占めるのはこの①、➁の因子だと自分は解釈した。いわゆる「土台」となる因子なのではないだろうか。

自分は学生の頃から「ありがとう!」をもらえた時にモチベーションがあがっていたタイプ。

基本的にいい意味でも悪い意味でも「相手視点」が強いと自負している。
「人の役に立ちたい」そんな想いが強いので仕事でもそれが活かされる場面も多々あるなと。

ただ、この①と➁の因子間のバランスを取ることはとても難しいものな気がする。
この両者を完璧にバランスよく使いこなし生活している人は幸福感が非常に高いのではと思うし、この①と➁の相関関係はかなりあるかなと感じた。

自分もこの①と➁のバランスを常に意識して生活しようと思ったし、
こういった形でメカニズムを知るということはとても面白い。

③「なんとかなる!」因子

本書では「前向きさと楽観性の因子」と紹介されている。
①と➁を目指す上で、前向きさ+楽観性は極めて重要な要素だと感じた。

つまり一言で言いかえると「ポジティブにいこうぜ。」ということなのではないか?(あくまで自分の解釈)

▼ポジティブ心理学におけるウェルビーイングの構成要素
PERMA
P=Positive Emotion(ポジティブ感情)
E=Engagement(エンゲージメント、またはフロー状態を生み出す活動への従事)
R=Relationship(関係性)
M=Meaning and Purpose(人生の意味や仕事の意義、及び目的の追求)
A=Achievement(何かを成し遂げること。ただし「達成のための達成」をも含むため、必ずしも社会的成功は伴わなくてもよい)
*この要素の向上が個人や組織の繁栄度に繋がるとされている。

ポジティブに物事を捉えることは比較的得意なので、
よりこの自分の強みは大事にしていこうと思う。
物事をどう捉えるかで「楽観的」にもなれるしその後の行動に影響する。
これから先、長い人生の中で大きな壁にぶつかることも多いと思うがこの3つ目の幸せの因子は常に忘れず人生をエンジョイしよう。

④「あなたらしく!」因子

この因子は本書では「他人と自分を比較しない傾向や、自分をはっきり持っていることの因子」と紹介されている。
「あなたらしく、人の目を気にせず、自分のペースで幸せに向かうことが重要」という言葉がとても響いた。
「自分らしさ」を忘れず、生きていこう。

人は人が日々関わり合う日々の中で、「他者の人生、レール」を歩む必要はないし、それは長続きしない幸せだと本書にも書いてあった。

この因子は朝渋KNOCKの三浦さんの「習慣力」の講義でも下記の「成長曲線」の話にも通ずる部分があるなと感じた。
他人と比較しても何も始まらない、「自分は今、根をはっている」と捉え自分のペースで土台作りをやっていく。
やり続ければ必ず人生の「ティッピングポイント」は訪れると思うので、「あなたらしく!」因子が幸せに繋がると信じで歩みをとめず進み続けようと思う。

■読み終えてみて

このように4つの因子が幸せの土台となるのだということが学べた。
どれか一つが欠けてもいけないので、この4つの因子は自分がこれから生きていく上で忘れずに大切にしたい概念である。
日々、めまぐるしく時間が過ぎていく中で「幸せ」というある種とても広義な言葉を体系的に考えたことがなかったので学び多い一冊だった。
「自分にとっての幸せとは?」
この問いに明確な正解はないが、少なくとも自分が自分らしくいる為に毎日のささいな瞬間、ひとときに「幸せ」を感じながら歩んでいきたい。

最後にもう一度冒頭の文章で終えていこう。
幸せのメカニズムが僕に教えてくれたことは、
「幸せのメカニズムを理解することで、日々のささいな幸せに気づき豊かな毎日を過ごせる」ということだ。

おわり

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