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チェック!ダブルチェック!

確か映画『クライマーズ・ハイ』で堤真一演じる新聞記者のセリフだ。新聞においては、偽報は問題。はやる気持ちを抑え、地道にキチンと裏を取るという行為を自身にも促すためのおまじないのようなものだろう。そういう意味では、このつぶやき自体が、ある意味ダブルチェックの機能を果たしている。

さて、日常の仕事においても、チェック、さらにダブルチェックを要することがある。先日も、ある仕事で業者から「一部修正しました!」とのメールをもらい、原文と出来上がったアウトプットを見比べるも、どこが修正しているのか?わからない。あらためて、修正箇所を聞くと…「確かに、修正されている」。

思い込み、先入観、固定観念。一度はまると、抜け出せなくなる。こうなると、もうダメである。よって、第三者の視点で再確認=ダブルチェックを受ける、ということは有効である。

それでは、チェック、ダブルチェック、トリプルチェック…。チェックは多ければ多いほどいいのだろうか?

経験上、ノーである。やはり、ダブルチェックで十分。そこから先は、チェックを行う人数に比例することはない。なぜか?後ろにキーパーが控えており、それを知っているからだ。結局、キーパー以上に厳しいチェックを行える人はいない。なぜなら、その後ろにはゴールネットしかないからだ。

結局、穴が空いたスカスカなネットをどれだけ重ねても、漏れは防ぐ布にはできない、ってことだ。

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