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拭いてからかけるか?かけてから拭くか?

親からもらった身体は、できるだけ傷つけることなく過ごしてきたつもりだ。できるだけあるがままに。
もちろん、爪を切るとか、髪を切るとか、そういうのはなしだ。故意ではない、転んだとか、引っくり返ったっていうのもなし。
ピアスのために穴を開けたり、整形したり、自分の意志で「あるがままじゃない」状態にもっていくことね。
あー、まどろっこしい、定義づけ。

ちなみに、骨は折ったことはない

そんな私だが、昨年右目の白内障の手術を行った。まあ、故意ではないんだけど、若干の意思は表明したわけで、「ついにそのときがきたか…」という感じである。

さようなら、水晶体。こんにちは、眼内レンズ。


さて、さよならは右目の方だけで、実はまだ左目は現役だ。これは、大事にしないければいけない。
白内障の原因の一つは紫外線だ。
こいつが、右目を残念なことにしてしまったのだ。こいつだけじゃないかもしれないけど、というか、むしろ、なんで左目だけ大丈夫なの?って感じだが。
まあ、ともかく、討たなければいけないのだ、右目のカタキを。

ということで、常に車中、かばんの中と、それぞれサングラスを隠し持っている。
鉛色の空の北陸も、意表をついて日差しが強くなることもあるのだ。

ナマイキ

さて、運転時のサングラス。
朝、自宅を出て、明らかに日差しが強いことがわかっているときはいい。
ケースから取り出して、メガネ拭きで拭いて、装着、そして出発!

問題は、運転中に急遽日差しが強くなったときだ。
運転しながらケースから取り出すのはいいとして、「拭く」作業がやっかいなのだ。ほんと、危ない。左目を守るために死んでしまっては、右目のカタキどころではない。


ん、これって…。
あるとき気付いた。

出船の精神だ。
発想を変える。ルールを変える。

サングラスをケースから取り出して、掛ける前に拭かない。
毎回、サングラスを拭いてから、ケースにしまう。

たかが、前後を入れ替えただけのことだ。

算数の世界では、○+△も、△+○も答は一緒だ。
でも、日常においては、必ずしもそうはならないときもあるんだね。

不思議。

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