見出し画像

行動して欲しいなら、自らがトリガーを発動せよ(散歩の途中で挨拶しない人を恨むな)

どうでもいいような自分ルールを決めて20日弱。

7月に入ってハッキリしない天気が続くが、雨が振っていないタイミングで、ほぼ1日一回の散歩は継続している。

昨日も、朝起きて約3km、40分ちょっとの散歩を終えたが…あれ?

「もしかして、今朝は、パーフェクトじゃね?」

実施当初は、こちらが挨拶をしてもスルーされることもあった。「おはようございます」、「こんにちは」など、互いに言葉を交わせたのは、半分強かな。これが、昨日においては、すれ違ったのは、わずか10人弱だと思うが、100%達成できたのである。

もしかしたら、毎日のルーティンと化しているので、「いつもの挨拶してくるアンちゃん」として、認知されているのかもしれない。そうかもしれないけど、今回に関しては、こちらの採用したタクティクスに依るところが大きいのではないかと思う。

「すれ違う3mくらい手前になったら、先ず頭を垂れる」

まあ、当たり前といえば当たり前の話だが、挨拶という行動を分解すると、「頭を下げる」という部分と、「声を発する」という部分がある。今までは、これを同時にやっていた。なんでか?と問われても、それが自分の中ではオーソドックスな挨拶だったからであろう。一般的には、どうなのだろうか?

それを、今回分離しただけの話だ。なんか新しく行動を加えたわけではない。でも、なぜか相手のリアクションは変わった。

画像1

基本、「挨拶をしたくない」ってことで、スルーする人はいないのではないかと思う。春日部市民も、そこまで擦れていないはずだ。挨拶しないことが、なんとなく暗黙の習慣やルールになっているだけだ。だから、互いに挨拶が履行されなくても、それによって互いが悪感情を持つこともない。仮に、こちらがしてるのに、されなくても、どちらかというと、こちらの行動がイレギュラーなのであり、されなかった方も逆恨みするわけでもなく、しなかった方も後ろめたく思うこともない。

逆に、すれ違いざまに挨拶した場合に、ワンテンポ遅れて「ゴニョゴニョ」って挨拶のような咳払いのようなリアクションをされるケースがある。予想外の出来事に心の準備ができていなかったのであろう。「するなら、教えてよ。しないわけじゃないんだから…」と言われているようで、申し訳ないな、と思う。

そこで、「挨拶するぞ、するぞ」というサインは必要なんだな、と思ったわけである。そのサインを手前で「頭を垂れる」という行動にしたわけだ。これにより、すれ違う数秒前には、相手も「おっ、くるか!よーし、こい!」ってことなるのだろう。

大袈裟に言うと、私は先方から「挨拶を返す」という行動を引き出したわけだが、それは、すれ違いざまの挨拶の声量を上げたわけではなく、挨拶しない人を注意したわけでもなく、そういったキャンペーンを謳ったわけではない。単に、自らの行動をちょこっと変えただけだ。

先方の行動を変えたければ、先ず自らがトリガーを引け。まあ、そんな感じの話。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?