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金本知憲(元広島、阪神のプロ野球選手)が胸を張る意外な記録とは!?
先日、県内の超優良企業の社長さんとお互い高校野球経験者ということで面談が叶いました。
私は必死に企業情報を調べ、自費で商工リサーチから決算書を入手し分析し面談に臨みました。一つでも財務的なお役立ちができればとしばしお話をさせていただいのですが、社長さんから言われたのは
「野球の『や』の字も出ないねー。」
大いに反省しました。営業とは何か!?
反省を受け、ある研修を受けたので、その内容をお届けさせていただきます。
講演者は(株)オールイズウェル代表 川村和義氏。元プルデンシャル生命役員で保険業界を中心とする営業コンサルティング会社の社長です。
以下、講演内容の要約です。御社の営業社員さんにもプラスになることがあれば幸いです。
A群、能力、センス、技術
B群、意識、努力、覚悟
5段階でそれぞれ能力アップを図る際に、注力すべきは何か。
A群を3から4、4から5と成長させるとして、B群はどう位置付けるか。結果がA×Bだとするならば、
5×5が理想だが、なかなかうまくはいかない。
元プロ野球選手の金本氏の連続無併殺打1002打席という記録をご存じだろうか。彼はこの記録を一番の誇りだと胸を張る。「ゲッツーがある場面で打った瞬間に『ヤバイ』と思いますよね。その時にバットを置いたら1歩目から1塁に全力でひたすら走るんですよ。」当時ホームランを量産していた彼が、凡打した瞬間に切り替えて全力疾走を「意識」していた。
つまり絶対にB群は絶対におろそかにしてはいけないのだ
戦略とは、【「戦」いを省「略」させるもの】である。10000人の中から選んでもらうには自分のサービス戦略が必要だ。自分にしかないものが2個あったらどうか。それが100人に1人の武器であっても、それが2個あれば1/100×1/100 → 10000人の中の1人になれる。
元陸上選手の為末大氏。彼は中学時代と100、200、400、幅跳で中学ランク1位を達成し、日本にトラックで世界と戦える選手が出たと言われた。しかし、彼が選んだのは400Mハードル。理由は世界に挑戦したいから。
営業マンとしての要素を「プロとしてのものの考え方、スタンス」、「スキル、知識、経験」、「人間的な魅力」とした場合、この3つがすべてを会得した人物はスーパー営業マンだろうが、なかなかいない。しかし、人間的な魅力という効果は実は大きい。しかし深い。会社内の面白い人→面白いけど結果は出ていないケースはないか。
会社内のいい人→いい人だけど結果が出ていないケースはないか。ではこの人間力、コミュニケーション力、包み込む力はどうやって鍛えるのか。
それが「平生(へいぜい)」だ。普段の何気ない生活の中に真の実力が出る。
ちょくちょく遅刻をしている人は、重要な場面でも遅刻をする。普段スーツの着こなしがだらしない人は、大事な局面でもだらしなさが出る。普段会社で暗い人は、大事な局面でもボロが出る。
平生の鍛え方にエレベータートークもあるだろう。チンッと開くまで少しは気の利いた話はできないといけない。
保険会社の支社長時代、支社の皆がよく行くラーメン屋のおばちゃんに保険の相談をされ、普段の感じから担当の営業マンを選ばせると一番成績の良い人間だったこともあったそうだ。常に見られているというわけだ。
【まとめ】
気合を入れて仕事に臨み、自己研鑽に励み平生を意識した生活を送ることが成功への近道なのだとはっとさせられた。くしくも面談いただいた社長は「社長の仕事は自己研鑽」ともおっしゃっていた。
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