二次創作の楽しみ方

あくまで個熊的な感覚ですが、二次創作の絵や漫画や小説って「ifストーリーを楽しむくらいのもの」と思ってます。

・原作で描かれていないところで、実はこんなことになっていたりして！？
・原作ではこんな関係だったけど、もしかしたらこんな一面もあるとおもしろいのでは！？
・原作ではこういう結末だったけど、こういう未来だってあっても良いんじゃない！？

という、ちょっとした妄想をカタチにして心を満たすものだと思っています。

何か良い具体例が無いかと考え、自分中ではゲーム「真・三國無双」がパッと思い浮かびました。

三國無双の何かのナンバリングで、キーとなるステージで特定の条件を達成してクリアすると、本来誰かが死んだり負けたりする戦いを回避するifストーリーが出現するんですよね。

難易度が高かったりやることも面倒だったりするのですが、赤壁で魏軍が呉蜀の計略をことごとく看破して勝利を収めたり、信賞必罰の諸葛亮が街亭で馬謖を切らなかったり、そのなかで新たに築かれる関係性や物語があって、ifストーリーはとても楽しかったです。

（まあ、そもそも三國無双自体が、三国志正史をアレンジした三国志演義を元にしたゲームなんですけど）

よくある二次創作の推しやカプリングの話とはちょっとズレてしまっているかもしれませんが、自分の中での感覚はこんな感じです。

解釈違いとか好みの展開じゃないとかは、もう個々の価値観と性癖なので、作り手さんに抗議するのではなく、静かに回れ右するのがコンテンツが平和であり続ける秘訣だと思います。

そんなことを、界隈を見ていて思いました。