【 中学受験】まずは覚えておきたい心情表現


■物語文では登場人物の心情を読み取る能力が必要になります。
とくに、主人公の心情(変化)を問われることは多く、記号問題であれ記述問題であれ、その状況に当てはまる適切な心情表現を知っておかなければ満点の解答を得られることは絶対ありません。
なぜなら、心情表現の多くは文章中に直接書かれていることは少なく、その場面で起きた事実から、人物の行動・表情・会話から、「読者自身が総合的に読み取らなければならない」からです。

つまり、心情を表す言葉をきちんと覚えておかなければ、物語文を解くためのスタートラインに立ててすらいないということです。そこで、この記事では、中学受験でよく出る心情表現を優先的に挙げていますので、まずはこちらから覚えるようにして下さい。

【プラスの心情】


喜ぶ・うれしい・楽しい・感動・感心・待ち遠しい
はりきる・意気込む・前向き・安心・落ち着く
期待・希望・好意・親近感・励ます・いとおしい
応援・勇気・あこがれ・尊敬・感謝・乗り越えようとする

【マイナスの心情】


不安・心配・緊張・恐怖・失望・残念・絶望・落胆・嫌悪
悲しい・さみしい・むなしい・つらい・苦しい・くやしい
あきらめる・あきれる・興味を失う・ゆううつ
孤独・嫉妬(ねたむ)・うらやむ・未練・敵意
見下す・さげすむ・軽蔑・同情・哀れむ・かわいそう
うしろめたい・罪悪感・やましい
申し訳ない・情けない・ふがいない・恥ずかしい
自責の念・自己嫌悪・後悔・反省


覚えられたかどうかの指標は、それぞれの心情を表す言葉を使って、主語述語をととのえた短文が作れるかどうかです。しっかり作ることができればその心情をマスターしたということですよ。

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