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温泉の資格

  温泉に関わりのある「資格」には、どの様なものがあるのだろうか。実際に宿泊客を泊める施設や、日帰りの場合だけでも建物の施設管理や温浴設備の管理に関して、更に食の提供も含めると食品衛生管理等の様々な資格や技術が必要なようだ。それにプラスして、日本独特の「おもてなし」のソフト面での教育も必要になる。ここではあくまでも、温泉と宿と食を趣味とする一個人が、温泉を楽しむためと、温泉施設とスタッフへの視点と、更には人に紹介する場合の安心安全を考える知識としての、そんな資格や講習会について実際に取得したり参加した経験を書きたい。

  東京オリンピックを機会に、海外からの観光客も増えていていたのに、コロナ禍によるパンデミックで、現状は観光事業もかつて無いほどの打撃を受けている。「Go Toトラベル」や各地での観光事業へのてこ入れも行われてるが、パンデミックには勝てていない。

温泉の資格

  国家戦略としてのインバウンド対策など、その影響もあるのか温泉ブームも少し形を変えて、海外からの観光客にも好評で、盛んなように思える。テレビや雑誌でも温泉を様々な切り口で紹介されている事が多い。温泉の効能、温泉の色や香り、温泉地と観光、周辺の自然と景観、そして伝統的な食について。ただ残念な事は多くのメディアが伝えるのは、同じよう温泉地や施設が多いと言う事だ。全国の地方には鄙びてはいるが、長い伝統に見るように多くの人々から支持され守られてきた温泉地も多い。これらの温泉地に光が当たってるとは思えない。

  温泉は日本の長い歴史と地方の伝統の中で、健康の回復と維持のために大切に守られ、多くの人々と共に生きてきた。今も健康管理だけではなく、様々なストレスの解放や、地方にあっては地域活性化のための大事な要素にもなってきてる。世界的に有名な温泉地だけではなく、地元に根ざした伝統的な温泉地も大事に受け継がれて欲しい。

  温泉施設の運営に関しての資格や規制等に関して、本当に必要な事なのか、と思う事がある。温泉地で伝統的にはぐくまれて受け継がれてきた人とルールがあるなら、そのままで良いと思うが、経済主体の新規事業者や外国資本が入ると、「おもてなし」のルールも消えて、規制も必要悪となるようだ。

温泉を楽しむ資格

  温泉を楽しむための「資格」、多くは資格試験というよりも、専門家の講義を受講して得られる資格が多いです。これらの資格の為の受講を通して、様々な分野の人、観光事業関連・温泉施設管理関係・学生・温泉愛好家だけではなく、地方の活性化のために温泉資源を活かそうと真剣に学ぶ人達とも知り合う事が出来ました。

  多くの講座を受講する事で、温泉の楽しみ以外の、地域活性化に取り組んでる若者や自治体職員、トラベルライター・温泉ライターや観光を学ぶ学生達など、素晴らしい人達との出会いも得る事が出来、温泉という自然からの恵みに対する考え方も少しずつ変わってきました。なによりも、温泉その物に対する見方が変わり、温泉を楽しめるようになりました。

温泉ソムリエ

  最も有名な資格です。私自身、この「温泉ソムリエ認定セミナー」受講後に、温泉に関しての興味が湧くと共に、老後の生き方に対しての考え方も大きく変化しました。講師である、家元の遠間氏の魅力かもしれません。

  温泉ソムリエ認定講習を受講終了した人は、更に温泉について知りたいと思われるでしょう。温泉ソムリエ家元の遠間和広氏の深い温泉愛と、温泉に関しての多くの知識を楽しく学べ、温泉の楽しさが「10倍」どころか100倍以上にも膨らむと思います。

  このほかにも「温泉ソムリエマスター」ステップアップセミナーの「温泉ソムリエ温泉分析書マスター」も受講しました。他にもステップアップセミナーとして、「温泉ビューティ&ダイエットソムリエ」も、女性を中心に盛んに行われているようです。最近は新たに「温泉ソムリエ地域活性化マスター」も開設されました。「温泉ソムリエ地域活性化マスター」は、機会があればぜひ参加したいと思っています。

  一般の温泉好きな方以外にも、タレントや温泉関係者の受講者も多く、受講後の懇親会も楽しいものです。他の温泉関係の資格受講に行くと、多くの温泉ソムリエの人達も参加しています。温泉地や温泉に関するセミナー等でも、温泉ソムリエの仲間として、直ぐに友人になれます。

  講習会終了後の懇親会だけではなく、各地域で自主的に集まった温泉ソムリエ仲間のオフ会も盛んなようです。特に講習会終了後の懇親会では、家元の素晴らしい歌と踊りや、温泉地や旅行業界からのお土産やプレゼント配布のくじ引きなども有ります。懇親会とかオフ会というよりも、温泉宿での宴会の楽しみ方も味わえます。

  第一の素晴らしさは、やはり家元の魅力でしょう。温泉に対しての深い知識と共に、広い分野での見識を交えての講義内容は、聞いていて大変に引き込まれます。また、家元を中心にした多くの専門家が執筆されたテキスト内容は当に秀逸で、温泉に関する様々な講習会に参加するときには常に持ち歩いています。

  講座内容は、温泉の効能や成分分析などを中心としています。分かりやすく面白く、温泉その物についての知識が深まり、興味も湧いてきます。参加すると、自分自身で思っていた以上に「温泉」は素晴らしいものだと気付くと思います。

温泉観光士

  「温泉観光士」は日本温泉地域学会が、草津温泉にて草津町役場観光課の後援協賛で毎年行われています。日本温泉地域学会は、平成15年(2003年)5月11日に群馬県草津温泉で設立されました。またNPO法人エイミック(2018年5月22日:解散)との協賛で「温泉観光士&温シェルジェ」の開催もあります。

  会長の石川理夫氏を始め、温泉に関して様々な分野での学術的講義内容で、いくらか難しい講座です。それだけに新鮮な感覚で、興味をそそられるものです。温泉の採掘工学・生物学・医学・法律・経済・文化など、あまりにも面白く好奇心がつのり、日本温泉地域学会に入会してしまいました。

  講義内容は他の温泉関係講習会に比べて、学術的です。大学の講義を受けてるような内容です。それだけにより深く学びたいと感じて、一度きりの講習会では物足りなさも感じてしまいます。最終日には試験もあり、開催地源泉などでのエキスカーション(体験型の見学会)も行われます。

  「温泉観光士&温シェルジェ」では、熱海温泉の歴史背景を学び、温泉地内の見学会も行われました。座学の講義だけではなく、現地での見学会を通しての講義は、改めて温泉の素晴らしさや守らなければならない自然からの恵みを感じる事が出来ました。

  「温泉観光士養成講座」とは別に、年に2回、本物の温泉地(と、言って良いのか)で研究発表会もあります。温泉と温泉地に関しての研究発表と、開催地でのエキスカーションがあります。温泉地の方や先生や会員の人達との懇親会もあります。「温泉ソムリエ」や「温泉観光実践士」の懇親会のような派手さはありませんが、参加されてる先生方と直にお話しを出来る機会にもなり、楽しい時間を得られます。

温泉入浴指導員

  公的機関の一般財団法人日本健康開発財団の主催で、1日目が座学で、八重洲口近くの財団で行われます。2日目は実技として大田区蒲田の会場「改正湯」で、入浴指導書の作成や心肺蘇生・AEDの使用法を学び、簡単な試験の後に終了となります。東京の他、大阪でも行われます。

  座学では多くのパンフレットやテキストが配られますが、主にレジュメを使用し、温泉と健康について詳しく学びます。他の講習会との違いは、温泉の楽しみ方というよりも、多くのデータ等で「入浴と健康」についてを主に学びます。またグループを作り、温泉地への旅行計画作成なども行います。

  2日目の実技は、「改正湯」を借り切って会場に使用します。心肺蘇生の実技講習と入浴指導の方法と処方の書き方を学びます。2人で互いに病状や健康状態を聞き取り、それに合う入浴法を指導し、実際に入浴します。もちろん水着です。

  2日間では少ないくらいに思えました。具体的な事例や実践法に関しての話しが多く、入浴と健康に関しては、より身近に感じられました。なお、「改正湯」は一日貸切なので、講座の修了後は自由に好きなだけ入浴できます。

温泉観光実践士

  温泉観光士実践士協会(Facebook)、温泉観光実践士協会に開催予定が発表されます。大田区蒲田での開催に参加してますが、大学の観光科学科や観光専門校の学生や、「温泉ソムリエ」の人達が多数参加してます。温泉観光実践士養成講座一日目の後の懇親会は、時には「温泉ソムリエ」のオフ会のようです。懇親会では、多くの温泉・観光関係からの商品が、懸賞として配られます。2巡・3巡するほど多くの商品が並びます。

  参加すると、毎回少しずつ内容が変わり、出席が楽しみです。温泉地の文化・経済・歴史・観光資源など、温泉に関する様々な事が分かりやすく学べ、また次回が楽しみになります。此処での講義内容の中では、「温泉旅館の再生」(飯島経営グループ代表:飯島賢二)・「温泉地・観光地の活性化法」(温泉ソムリエ家元:遠間和広)が最も印象に残っています。

参加の回数に応じて温泉観光実践士・温泉観光管理士(3回以上の参加)・温泉観光診断士(5回以上)・温泉観光管理診断士(7回以上)・温泉観光永世診断士(10回以上)・温泉観光カリスマ(15回以上)と認定証が変わります。参加する度に新鮮で、温泉に関しての好奇心が大きく膨らみます。これからも毎回出席をしたいと思っています。

施設管理の資格

  宿泊施設の管理には、多くの国家資格が絡んできます。それ以上に様々な国の人や、各地域の習慣の違い、年齢や性別の違いにより、「接遇」の受け止め方もそれぞれ違ってくるでしょう。全てを満たす完璧なマニュアルなど出来ないと思います。多くの経験が何よりも大事な学習として、関係者全員で共有する事も必要と思います。

  温泉や旅行を趣味にしてる人には直接関係は無いですが、視点を変えて宿泊施設設備を見る知識にはなっています。大規模な宿泊施設などでは、実際には管理会社に委託をしてると思います。多くの規制を掛ける事は、伝統的な湯治宿などに大きな負担を掛けてしまう事になると思います。伝統を楽しむと共に、安心安全のためにすべきこともありますが、法規制となると馴染めないものを感じます。

日本の宿おもてなし検定

  JTB主催の民間検定「日本の宿おもてなし検定」です。初級・中級・上級と進みます。上級に関しては、現在宿泊施設に勤務してる者・通算5年以上宿泊施設に勤務し3年以上の接客経験のある者・「日本の宿おもてなし検定」中級合格者、の制約があり、趣味などで受かるものではありません。

  旅館・ホテルなどの接客や、フロント係やバックヤードでの仕事、そして全員で協力してお客様に対しての「おもてなし」を学べます。web上での試験でしたが、カンニングなどをしてる時間はほとんどありません。60問が終わり、見直しをしようとしたら時間切れになりました。宿に泊まる度に、温泉の管理法や旅館の施設管理、接遇の態度や話し方にも注意をするようにしていたので、面白く受験が出来ました。

  この資格は宿泊施設関係者の、教育プログラムのための資格で、一般の人達には関係ないかもしれません。試験が終わってから、再度テキストを読み返し、日本の「おもてなし」について考えさせられました。温泉と共に、日本の宿泊施設の素晴らしさを学べました。

電気関係など

電気主任技術者:事業用電気設備の維持・管理・保安に関しての責任者。

  この資格は電気関係の中ではかなり難しい試験です。理論・電力・機械・法規の四科目で、工業高校の電気科レベルと言われていますが、大学の電気科を卒業した人も落ちていました。実際には受電設備のキュービクルの管理等は、電気保安協会などの管理会社が保安管理に当たっていると思います。

キュービクル設備などを備えた大型受電設備の場合、故障や事故が他の配電装置に影響してしまうので、充分な保安管理が必要になります。でも、実際には多くの安全装置が組み込まれていて、高圧配電線に対する影響は無いと思います。実際には受電してる施設の影響、感電や火災などに対する安全の方が重要になると思います。資格試験に合格しても、それなりの経験が必要です。国が指定した電気保安法人や電気保安協会に所属してる保安会社や、経験のある個人の電気管理技術者 に管理を委託するのが普通です。

電気工事士(1種・2種):1種は事業用電気設備の保守点検、2種は家庭用電気設備。

  ほぼ2ヶ月間の受験勉強で充分に合格は出来ます。評判のテキストと問題集を何度もこなしてれば充分です。実技の練習は結構面白いです。

  実際の設備の保守点検や、電気器具の取付や修理などを行う資格です。2種は過程の電気器具類で、105Vです。1種は事業所用の高圧電気、受電設備から使用者側の配電設備の保守点検と設備の取付や修理などを行います。1種は2種の範囲を含めての工事が出来ます。

熱・水・空調関係

ボイラー技士:施設の空調や風呂の加熱など。

  この試験も難しくはないです。過去問をこなしてれば.ほぼ大丈夫。ボイラー技士となるには「ボイラー実技講習」が絶対条件です。試験前あるいは試験後でも、実技講習を受講し修了証明が有って、筆記試験合格後の申請で免許が来ます。

冷凍機:高圧ガス保安協会の試験。冷凍機や空調管理。

  いわゆる冷凍3種。電気工事士・危険物・ボイラー技士・冷凍3種が施設管理の4点セット、だそうだ。冷凍3種については、事前に講習会が行われるので、受講終了すると、試験科目の一部免除となる。いわゆる、施設管理の4点セットの中でも、冷凍機に関しての試験が最も難しいものでした。

空調や温浴施設では冷凍3種で充分だと思う。資格試験は相当に難しいので「高圧ガス製造保安責任者講習(冷凍)」は受けた方が良い。3種の場合は「法令」の科目だけで、他が免除になる。試験内容は四者択一のマークシートですが、「国内旅行業務取扱責任者」と同じ幾つもの設問の中で、正しいもの(あるいは、誤ったもの)の組み合わせから選ぶものです。他の資格試験のように、4つの中で正しい(間違い)はどれかという、単純なものでは無いので、意外と難しいものです。受験者の中には会社命令で来てたが、今回が3回目でダメなら部署から外されると真剣な人も居ました。大変ですね。

公害防止管理者(水質):一般社団法人産業環境管理協会が行う資格試験です。相当に難しい資格試験です。

  公害防止管理者試験水質を勉強したけど、実際には受験してません。化学の知識がハンパないほど高度で、大学の化学系の科目修得程度というけど、とんでもない高度な問題ばかりで、まともに太刀打ちできなかった。温泉に対して水質汚濁云々などということ自体、日本の温泉文化に対する敵対行為です。

実際に厳しく法規制が掛かったら、ほとんどの零細旅館は経営困難になるでしょう。岩手県の資料を参照。自然湧出した温泉水が河川に流れ込んでも問題は無く、温泉水を利用して排水された温泉水には規制が掛かる事自体が疑問です。排水処理にかかる金額は相当に多額で、小さな温泉宿では負担できないとおもいます。何処からこの発想が出たのか不思議です。温泉水は工業廃水とは違います。

防火・防災関係

危険物取扱者:消防法に基づく、危険物の取扱や管理のための国家資格。

  温浴施設での施設管理では、引火性液体(灯油)等が主なので、乙種4類で充分でしょう。難易度としては、ハッキリ言って至極簡単です。市販の問題集付きの価格の安いテキストだけでOKだと思います。たまたまブックオフだったか、古本屋で見たテキストを購入して受験して、運良く合格しました。印象として簡単だったので、内容まで覚えてないです。

防火管理者:消防法による防火対象物、不特定多数の人が出入りし利用する施設、および特養ホームや障害者支援施設等の、防火上必要な業務が出来る国家資格。防火対象物の防火上の管理・予防・消防活動を行なうと共に、消防に関する提言や管理も行う責任者。

  施設の大きさに応じて甲種と乙種に分かれてます。再講習を受けてないので、資格は消えたのかなあ。近年、様々な災害や雑居ビル等の火災が起き、複雑さも増しているので、重要な資格とされ、知識を新しくするために再講習は必ず受けなければならない。施設管理者として、重要な知識が得られるので「資格講習の受講」は絶対に必要。受講の時に寝てる人が居たが、人の命に関わる大切な消防と避難誘導もあるので、大切な講習です。

防災責任者:上記と同じ。

消防設備士:一般財団法人消防試験研究センターで行う、国家資格。消防設備に応じて第1類から第7類まで、更に甲種と乙種に分かれてる。甲種は保守点検と工事が出来る。乙種は保守点検。

  消防試験研究センターでのテキストは、読んでても意外と難しかった。むしろ市販の方が分かりやすかった。電気工事士などの資格があると、その資格内容に応じて試験科目の一部免除も受けられます。甲種1類の実技試験勉強は、実際の施設を見るときに役に立ちますよ。

調理師:調理師法に基づき、都道府県知事が行う国家資格。

  「食品の調理技術の合理的な発達を図り、もって国民の食生活の向上に資することを目的とするための日本独自の国家資格であり、調理師法に基づき都道府県知事が行う調理師試験に合格し、各都道府県の調理師名簿に登録された者を調理師(調理士)と呼ぶ。(Wikipediaより)」調理師専門学校か、調理科のある高校でも取得できる。実務経験があれば、直に筆記試験を受けて取得する事も出来る。

  調理師の資格は、調理技術を問うものでは無く、食品を調理し提供する場合の食品衛生を主にしてる。なので「調理師」資格が無くても調理食品の提供をしても問題では無く、「調理師」という名称を使う事が詐称になる。実際の調理業務だけなら、施設の営業許可を取り「食品衛生責任者」を専任すれば営業は出来る。「調理師」資格があれば、「食品衛生責任者」に成れる。

資格は本当に必要なのか

  温浴施設での職務経験が全く無いので、実際には施設関係者が必要な資格は何処までなのか分かりません。電気や工学系の資格に関しては、専門学校で学んでないと合格は難しい資格もあります。私自身もこれらの資格はだいたい持っていますが、あくまでも受験勉強をしての、座学だけの資格取得です。実技試験も、多くの実際の試験はかなり簡単なもので、毎年同じような問題ばかりです。経験が無くても、筆記試験よりも簡単です。

  試験対策としての勉強だけでは、実務にはほとんど活かされません。自身の経験から、このような資格を優先して法規制を掛ける事自体がナンセンスです。

  温泉施設に関しての資格を考えるようになったのは、自然湧出の温泉水が河川に流れ出ても国は何もしないのに、なぜ温泉水を利用した施設はその排水を処理しなければならないのか。その記事を目にしてからです。排水処理に係わる事は、多額の資金を要する設備が必要になり、その管理維持には高度な技術と資格が必要になります。厳しく取り締まれば、日本の大事な温泉文化を失う事になります。

  日本の世界に誇る「温泉文化」、いつまでも大切に守り続けてもらいたい。メディアにも紹介されない素晴らしい温泉を有する温泉地と、そこに住まう人達と温泉宿がいつまでも続くように、何が出来るのかを考えていきたい。

  温泉を楽しむだけなら、これらの資格は特に必要はないですけどね。「温泉ソムリエ」や「温泉観光実践士」などは、温泉の楽しみを深めてくれます。

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