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旅とか温泉とか食とか

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温泉や食、何となくの記録として・・・。温泉は近くばかりだけど、ほぼ毎月出かけてる。自分で気に入らないと書きたくない。今はニャンコふたりが育ち盛りなので、1泊しかできない。
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#東秀館

ヨシタカさんのおっしゃる通り、検索サイトで一人旅の予約は取れた。小さな宿の場合は直接予約をし、現金払いにしていた。わずか1%の収益でも経営に響くので。ここ数年のコロナ禍で状況は変わったようだ。他の小さな宿も検索サイトに集客を委せるようになったようだ。頑張って存続して欲しい。

穴原温泉 東秀館

「群馬県でさあ~、お薦めの温泉はどこ。好きな旅館は」 こういう質問を真面目に聞かれると困ってしまう。一応つい最近まで日本温泉地域学会の会員として、研究発表会や源泉井の見学、温泉旅館に先生方と泊まったりしていた。それぞれに歴史があり、効能の違いや、宿を守り続けてきた人達の心意気など、知れば知るほど甲乙付けがたいものがある。 しかも私、温泉ソムリエでもあり温泉分析書マスターの★温泉ソムリエマスターでもある・・・、ほとんど名前だけ。その他、第1回温泉名人認定試験の合格者でもあり

老神温泉

 老神温泉は沼田市利根町にあり、近くには景勝地「吹割渓谷:吹割の滝」があり、かつては関東地方を中心にして人気を博した温泉地だった。私が20歳前後の50年昔の話になるが、織都桐生はじめ近隣地方都市の人達が集まり、その頃から流行り始めたコンパニオンも呼ばれて来ていた。もちろん平日のことで、休日や紅葉の季節には観光客も集まり、湯治客も多かったと記憶している。  今の老神温泉は、昔日の沼田市街地をも凌ぐ繁盛してた老神を知るものには、何とも寂しさを感じる。その頃は夕方から父やその友人