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衣類の断捨離

早めに書類を断捨離したいと思っているものの、身過ぎ世過ぎに日が暮れて、やりかけのまま進まない。ので、今日は、済ませてしまった衣類の片づけについて書いてみようと思う。

物を減らさないと暮らせない状態になったのは、地下室のある住まいから、今のワンルームマンションに引っ越した時だ。それは、もう10年以上も前の、ライフステージとしては更年期にあたる時期のこと。引っ越す前から、体調がすぐれず、地下室に溜め込んだものを減らさないと身動きが取れないという感じがあった。

家具は採寸して、収まらないものは予め手放していたものの、段ボールや押入れサイズの衣装ケース、寝具、使うかもと思って持ってきた照明器具などなどが空間を占拠して、圧迫感が半端ない。途方に暮れた。最低限生活の場を整えなければならないので、手をこまねいているわけにもいかない。

収納スペースに限りがあることは、物を選択する判断が強制されるのでありがたい。寝具と照明器具は、持ってこなければよかったと後悔しながら、早々に粗大ごみに出して空間を確保。衣類も、若い頃に着ていた派手な色のワンピースなどは迷わず処分する。

衣類やリネン類を詰め込んだ45リットルのゴミ袋を両手に下げて、古布回収場所へ何回運んだことか。大量の衣類を処分したはずなのに、思い出せる服がほとんどない。結局、大した思い入れもない服を溜め込んでいたのだな。

捨てかねたコートやスーツ、ジャケットはリフォームした。時代がかった大きな肩パッドを薄いものに交換したり、丈を詰めたり。古臭さは抜けきらないが、着慣れた服たちに、もう少しがんばってもらおうと思う。

以来、収納スペースと私の管理能力に見合った衣類の量を維持している。わざわざ片づける時間を取らなくても、ふとした時に「あ、もうこれは必要ないな」と思った服は、すかさずリサイクルのルートに乗せる。

出番が少ない服もある。それらは、私の気持ちが完全に離れた時か、新しい服たちを迎えて収納場所が足りなくなった時に手放すことになるだろう。

【参考情報】衣類の処分方法
1. 燃えるゴミに出す
 (処分方法に迷ったり、億劫で時間ばかり経っている方は、思い切って)
2. 住まいの地域の資源回収に出す
3. リサイクルショップに持ち込む
4. リサイクルショップに送る
5. ブランド品の量が多ければ、引き取りに来てもらう

※「古着deワクチン」
社会貢献になるので、処分する罪悪感を減らせる。有料ながら、日常着の処分にオススメ。服飾小物や靴も引き取ってもらえるので、処分に困っているものがあれば、一度ご確認を
  古着deワクチン 送れるもの・送れないもの
  https://furugidevaccine.etsl.jp/about/#send

※「知り合いに譲る」
個人的には、あまりお勧めしない。整理収納コンサルタントという仕事柄、もらい物が使われずに放置されている(山積みされたり散らかったりしている)状況をしばしば目にしているので。保管場所が自宅から知人宅に移っただけということになりかねない。

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