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盛岡、食べて飲んでのお気楽一人旅【後編】

前回の続き。

夜ご飯は、事前にリサーチしておいた焼肉と冷麺のお店「髭」へ。

ここのお店も人気店のようで、到着時に駐車場の空きが一台しかなく焦りました。滑り込みセーフ。
予約してないし1人だしこれ入れるか…?と不安でしたが、入口で受付をして車内で待機、というシステムでした。10分程で私の順番になったので入店。

今日はひとり焼肉なので決め打ちで行きます。
牛タン、ハラミ、サンチュ、小ライス、そして冷麺(小)だー!

肉これ1人前なのですが、量多いですよね…?うちの近所の焼肉屋は1人前5、6切れくらいしか出てこないので、「えっ、こんなに?」と少々驚きました。ハラミ美味しかったよ〜!


そして盛岡名物の冷麺も美味。麺はもちっとツルッと食感で、形状はパスタの直径が3倍くらいになった感じ!口に入れた瞬間に断面の「丸」を感じました。(表現むず)

お腹いっぱいでお宿に戻りましたが、車の運転があったのでビールを飲めていないのが心残り。先ほど調達したベアレンビール南部せんべいのおつまみをお供に、夜更かしでもしましょうかね…。

お酒を飲みながら読みたいのは恋愛小説。

私は普段の生活に「恋愛」の要素が無さすぎるので、外部から摂取しないと恋愛の成分が枯渇してしまうのです。
周りの友人たちは大半が結婚しているので、20代の頃みたいに人の恋バナで盛り上がることもできないし…。
酔っ払いながら、心の中で登場人物の恋愛模様に突っ込んだりときめいたりすることで潤いを与えています。

フィクションだと「道ならぬ恋」が描かれることが多いですが、個人的には「ラブラブなカップルがラブラブしてるだけの話」が好き。

戯言は言ってないで寝ましょう、2日目はこれで終了。おやすみなさい。

3日目

3日目の朝は、至って普通の朝食バイキング…でしたが!盛岡名物の「じゃじゃ麺」があってテンション上がりました。

じゃじゃ麺はうどんのようなモチっとした麺の上にきゅうり、紅生姜、肉味噌が乗っていて、個人的にはお腹いっぱい食べたい食材の組み合わせではないのですが(失礼)、お酢をちょこっとかけるとさっぱりして、夏場食欲のない時に良さそうです。
これくらいが一番ちょうどいい量でした。

お宿をチェックアウトしたら、御所湖周辺をぐるっとドライブ。
御所湖の周りには公園が点在しており、本当は噴水やアスレチックがある公園に行きたかったのですが、ナビの設定が間違っていたらしく乗り物広場なるものに到着。

月曜日だったのでさすがに来園者はほとんどいませんでしたが、私の他に3組くらいが遊びに来ていました。
園内にはいくつかのアトラクションがあり、どれも200円くらいで体験できるというリーズナブルさ。

私は一番気になった、スワンサイクルに乗車しました。
地上2メートルくらいに設置されたレールの上を、白鳥型の乗り物で漕ぎ進むアトラクション。
係のおじさんが、「今日はお客さんいないから途中で止まって写真撮ったりゆっくりしてください。」と言っていたので、お言葉に甘えてのんびりやらせていただきました。

白鳥越しの岩手山

10分くらいかけて走行したので、普通に太ももに効いた。
帰り際、おじさんに「楽しかったです〜」と伝えると、「土日は人がいっぱいでねー、小学生が煽り運転するんだよ。」と言ってました。よかった、平日に来て。

家族LINEにこの写真を送ったら、母からは「変な人がいなくてよかったね。」と言われ(母は私のことをまだ小学生か何かだと思っている)、姉からは「大人の女1人でこれ漕いでるヤツが変やろ」と言われました。
そうか…わたし側から見たら変な人なのか…。

確かに、大人の女の人が1人でブランコ漕いでるのとか見たらちょっと心配になるかもしれない。その人が本当にブランコを楽しんでいたとしても!!
こういう、子供が楽しい遊びっていつまでやっていいんだろうか…?もうしばらくは、私は江口のりこ!と思いながら自由気ままにやりたいと思います。

盛岡出発までにはまだ時間がありますが、レンタカーは24時間プランで借りていたので早めに盛岡駅に到着。
お土産を買ったら、盛岡滞在最後のメシを食べるべく、駅ビル内のご飯やさん「みのるダイニング」へ。

最後まで岩手のものを食べたかったので、岩手県産の牛と豚を使用したハンバーグ定食、そして平泉産の和梨ジュースをいただきました。

和梨のジュース、とんでもない甘みだった!

ご飯を食べたら、駅に隣接しているテナントビル「マリオス」の展望台へ。20階に位置しているので、盛岡市内が一望できます。

のんびり座れる穴場スポット

それでもまだ出発まで時間があったので、さらにそこから徒歩3分くらいの場所にある、岩手県立図書館へ。高校生に混じって、本を読んで過ごしました。
盛岡駅で1時間半以上時間を潰さないといけない人には、こちらの県立図書館おすすめです。

出発時刻の20分前までしっかり図書館で本を読み、15時の新幹線で東京へ。
帰りの車内でも読書…と思いましたが、猛烈な眠気に襲われ2時間くらい爆睡してしまいました。
このまま東京に着くのは悔しかったので、大宮からの30分と家の最寄りまでの30分、村井理子さんの激オモロ日記本を読みながら帰宅。

時間を贅沢に使った2泊3日の旅行、これにて終了です。

まとめ

今回の旅行、本当に食べるか飲むかしかしてなかったです。
お金のこともカロリーのことも気にせず好き勝手していたら、2泊3日で1ヶ月分くらいの食費を使い、2キロ太りました。笑

今年の2月に青森の弘前に行った時は「東北…私の知らない街だぁ…」という気分になりましたが、盛岡は地元にいるみたいな感じで、すぐ馴染めたのが不思議。雪が降ってない時期に行ったからですかね?
市街地に川が流れている風景も好きだし、ご飯も美味しいし、ぜひまた再訪したい!

今自分の中では南よりも北に興味が向いているので、次は秋田にでも行くか…?と画策しているじゃがたろでした。

おしまい。

駅で買った福田パンのあんバターコッペは次の日の朝ごはんになりました◎

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