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そうだ!農業しよう。     2022春(サラリーマン農夫) その2

続きから、
疲れている人、人間関係に嫌気が差した人ほど農業、土いじりをされると元気になります。

土いじりはストレスを放電する、アーシング効果があります。

私が楽しいのは、農業をしていると、人と繋がりやすい。これです。

あとで気づいた事ですが、農業と言う共通言語で繋がるのです。

農業は本当に1人でやるのは、難しいし、辛いし、労力が要ります。

反面、1人が2人になった時点から、苦しい、辛いが楽しいに変わっていくのです。

農作業は必ずコミュニケーションを取りながら大きな材料を持ち上げたり、役割分担して

溝を掘ったりする場面が必ずあります。声を掛け合い、協力し合い、1つ、1つの作業が

終わるごとに達成感、連帯感が生まれます。
全ての作業が終わった段階で仲間になり、

そのあとの田んぼならばバーベキューで、畑ならばその後の休憩お茶時間で、自然と和気あいあいになっているのです。

数分前は知らない人と、以前から知り合いのような関係性が出来ていたり。

私が足掛け三年ボランティアで通っている就労継続B型の農業の作業所は、精神、知的障害の方が多いです。

多くの精神障害の人と接するとなったら、普段接していない方はどうですか?

身構えませんか?

この福祉農園に私は三年も気づいたら、通っていました。すでに、精神障害者の方が通っているとか、どうでもよくて、楽しいから通っているだけなんです。

そして、毎回500円で収穫した大量の野菜を頂いて帰ります。もしかしたら、これが目的なのかも。笑

作業している最中は、ほぼ利用者の人、スタッフの人と、ペラペラ喋りながら、昨日も

ルッコラ、小松菜、ほうれん草、サヤエンドウ、ノラボウナ、ニンニクの芽等々を大量に
収穫しました。

福祉と農業は相性が良いと思っています。
福祉農園、農福連携の作業所、将来は福祉と農業を連携させる計画の方とも。

本当に繋がりやすいのです。先日も館山でワイナリーを始める方の苗木の植樹のボランティアに行きました。

そこには10人以上のボランティアの人がいました。半数以上は初対面の方です。

でも、協力しながら、穴を掘り、苗の根っこを広げて、水をやる。そして、次の苗木。

偶然、660本の苗木の最後の植樹に立ち会いました。勝手な話しですが、自分が全部関わった様な錯覚で充実完全がありました。

昔から日本には、講とか、結、頼母子講と言う、共同体がありました。

賛否両論あるみたいですが、その結束の強さに嫌気が刺して、東京に大都市に向かう人も多いのではないでしょうか。

農業が、人と繋がりやすい、共同体の結束を強くする。

この秘めた力を福祉の現場に繋げる為に、館山に通っている側面があります。

繋がってください。

次回に続く。

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