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こんにちは。


毎度のことながら、話のネタに困っているののでございます。定期的にブログを書くってなかなか大変なものなのですね。定期的におもしろい小説を書く小説家の方の脳内を覗いてみたい。どこからどうやってアイディアを出すのでしょうか。文章に限らず物語制作、芸術、音楽、デザイン設計なんかもどんどん新しいものが登場して、創造主ってすごいな。と思うばかりです。


私に関してはもう、たった十数回ブログを書いただけで息が上がっています。前回のあひるちゃんの話のような、こう、筋があって誰に話しても差支えのない話ってなかなか見つけるのは難しいですね。正直あのあひるちゃんを超える話はしばらく見つかりそうもありません。


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目白図書館の入り口のところに、桜の木が立っている。桜といってもただの桜ではない。名前を「十月桜」という。いつ咲き始めたのか、はたまたいつ散るのか、詳しい時期は知らないが、十二月の半ばを迎える今もいくらか花をつけている。「十月桜」だから十月に咲くのだろうかと安易に考えていたが、人間がつけた名前に木自身がきっちり従うはずもない。気温が下がり、葉は落ち、ほとんどの花は散るこの季節に、ひっそりと、しかし堂々と十月桜は咲いているのである。


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みなさんトントゥさんをご存じ?フィンランドの妖精さんよ。三角の帽子をかぶって、真っ白な髭を生やしているの。見た目はちょっとサンタクロースみたいなのだけど、体が小さくて、小人さんみたいなの。北欧では国によって呼び方がちょっとちがうみたいなのだけど、三角帽子の妖精さんはよく知られているみたいなの。お家を守ってくださるそうですのよ。だからトントゥさんにいたずらをしてはだめよ。もしもトントゥさんにいたずらをしたら、お返しにいたずらをくださるんですって。


最近ね、わたしのお家にもトントゥさんがいらしたのよ。それも4人!長い足がとってもかわいいの。それに、かわいい色の帽子をかぶって、真っ白なおひげをたくわえて、口数は少ないけれども、ちょこんと本棚の上の方に座って、私たちのことを見守ってくれているのよ。


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昨日12月10日は、我が家の引っ越し記念日。小学2年生の時に引っ越してきてから丸12年が経ったそうです。日当たりがよくて、周りは都会でもなく田舎でもない、まあ、ただの住宅街で、近くには公園もいくつかあって、なんとなくのんびり時が流れているような街。人生の半分以上をこの家で過ごしたのですね。居心地のよい我が家があることを当たり前のように思ってここまで生きて来たけど、それが当たり前ではないってことに気付くのは、あと何年後のことでしょうか。我が家を離れたときに私は気付くのでしょうか。


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