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こんにちは、あこです。


気がつけばもう12月。どういうことでしょうか。


あまりにも月日の流れが早すぎて、誰か嘘だと言って欲しい。


来月は、2024年だってよ!!!


動揺が隠せません。


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先週は、よく出かけました。


高校時代の友人と会い、別の友人と御茶ノ水の某ホテルへ泊まり、近藤真彦のコンサートへ行き、東京国立博物館の特別展「やまと絵-受け継がれる王朝の美-」を観に行き、母と銀座・日本橋エリアを歩き、諸々のクリスマスコフレを購入し、父母と月島のもんじゃを食べ、今に至ります。


卒論は???


はい、今だけは、この質問はNGです。


ぐぬぬぬぬぬ ぎぎぎぎぎぎ にょーーーーーん


頭がおかしくなりそうです。(手遅れ)


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とまあ、そんな感じで色々あった1週間でしたが、特に印象的だったのは、銀座で出会ったおじいちゃんです。


元々は某紅茶屋さんのアフタヌーンティーが目的で、せっかく日本橋に来たならちょっと歩こうか、と、銀座方面に向かって母と歩いていました。


すると、偶然「銀座ベーカリー」という文字が左手に見えまして。


「こんなところにお店を構えてたんだ!」


「ちょっと寄ってもいい?」


「うんうん、行こう」


と、横断歩道を渡って、いざ、お店へ。


そこで出会った店員さんが、そのおじいちゃんでした。


※もしかしたら覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが、「銀座ベーカリー」は、2022年8月27日のブログで紹介した、”カステラビスケットサンド”のお店です。私は百貨店の催事で出会いましたが、銀座のカフェでもいただけるので、近くへ行った際にはぜひ足を運んでみてください!すっごく美味しいです!


「いらっしゃいませ〜」


「Gスティック、美味しいから試してみて!」


「ありがとうございます〜」


最初は、こんなありきたり(?)なやりとりだったと思うのですが、ひょんなことからお店の成り立ちや商品の開発秘話をお聞きすることができまして。


というのも、その”おじいちゃん”こそが、かの有名な「たべっ子どうぶつ」シリーズや「しみチョココーン」の開発者さん(の1人!?)だったのです。


「ギンビス」はもともと、「銀座ベーカリー」という名前で、銀座や蔵王など(←沢山地名を聞いたのですが忘れてしまいました。すいません!!!)でレストランを経営していました。


しかし、そのお店のビスケットがあまりにも好評だったため「これからはビスケットで行こう!」となり、「銀座ベーカリー」の「ぎん」と、「ビスケット」の「ビス」を合わせ、お店の名前は「ギンビス」に変わります。


そしてその”おじいさん”たちの定年後。「もう一度、銀座ベーカリーやりたいねぇ」ということで、10年前に、銀座の地で「銀座ベーカリー」を復活させたそうです。


「たべっ子どうぶつの動物は、全部で何種類か知ってる?」


「元々は、知育菓子として作ったんだよ!」


「〇〇だからね、⬜︎⬜︎してもサクサクしたままで、溶けないんだよ!」(←確か含浸技術について説明してくれたのだと思いますが、忘れてしまいました!私と母の大バカ野郎!!!)


幼い頃から慣れ親しんでいたお菓子を開発した方ということで、「えぇ!」「すごい!」「そうなんだ!」と、驚きながらお話を聞いていたのですが、私以上に、母が大興奮。


腰と首、だいじょぶそ???


と心配になるくらい、全身で感動を表現していました(笑)


ということで、沢山のお話を聞けてとても楽しかったのですが、何より印象的だったのは、その”おじいさん”のキラキラした目です。


「これ、おじさんが作ったんだよ☺️」


「えぇ、そのお菓子知ってるの!嬉しいねぇ☺️」


「〇〇も美味しいんだよぉ☺️」


嬉しそうに、そして何より楽しそうに、ギンビスとお菓子の話をしてくださる”おじいさん”の目は、間違いなく、今年出会った人の中で、いちばん輝いていました。


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自分の仕事と、会社と、商品と。


情熱を持って、愛を込めて、(もちろん大変なことはあったと思うけれど)ワクワクしながら働いてきたであろう”おじいさん”。


仕事が好きなのか、会社が好きなのか、商品が好きなのか、はたまた全てが好きなのか。


それは分からないけれど、とにかくキラキラしている”おじいさん”。


4月から社会人になる者として、こんな”おばあさん”になりたいなと思いました。


おじいさん、本当にありがとうございました!


また、行きます!!!


それでは、また。