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こんにちは、あかりです。先日初めて金縛りにあいました。言語化が難しいですが、やたら感覚がリアルで正直そこらへんの悪夢なんかとは段違いで怖かったです。今まで見た夢で間違いなくトップ5に入るレベルで怖い夢でした。年度初めからとんでもない目に遭うなんて、これはもうブログのネタにするしかない。そんな訳で、今日は人生初の金縛りエピソードをお届けします。

時間は、多分深夜頃。特に物音がしたわけでも、電気が点いたわけでもないのに急に目が覚めたんです。しかし、夜中に唐突に目を覚ますことはこれまでにも何度かありましたから、私は「またか~」くらいにしか思いませんでした。そして、いつも通り姿勢を変えて寝直そうとしたとき。

あれ?

体が動かなかったのです。全身が何かでぐるぐる巻きにされたみたいに腕も、足も、指先までピタっと胴体にくっついて一ミリも動かせませんでした。腕や足どころか首さえも。あらゆる関節が動きませんでした。それに胸のあたりも何か重石が乗っかっているかのようにずっしりと圧がかかって、呼吸が苦しい。助けを呼ぼうにも、何故か声が喉の奥でつっかえて出ません。目は見えたので、可能な限り周囲を見渡しましたが、辺りは真っ暗で目を閉じている状態と大差ありませんでした。そして、シーンと静まり返った室内。人の気配はなく、聞こえるのは自分の心臓の音だけ。今思えば夜だから当然のことでしたが、あの時はそれがどうしようもなく不気味で怖かったです。誰もいない真っ暗な空間で呼吸も上手くできないまま、寝ていることしかできない。落ち着け、一旦落ち着けと言い聞かせても心臓の音はどんどん早く五月蠅くなり、かえって冷静さを失う始末。考えれば考えるほどに怖さが増し、頭の中が焦りと恐怖に侵食されていきました。

そんな中、不意に「金縛り」という言葉が頭に浮かびました。身動きが取れなくて喋れない。こんなの金縛り以外にあり得ない。そうか金縛りか。え、じゃあこれただの夢なの?怖いだけの夢なの?そう自問自答していくうちに、いくらか心に余裕が出てきました。夢ならさっさと覚めてしまえば問題ない。起きてしまえばこっちのものです。幸い、私は金縛りを解く方法を知っていたので、すぐにそれを実行することに。いくら夢でも怖いものは怖いのです。

せっかくなので、金縛りの解き方について少しお話します。と言っても、説明することなんて殆どありませんが。

呼吸を整える→指先を動かす→解ける(解けないときもある)

以上です。ちなみに解けない場合は無駄な抵抗はやめてそのまま寝るのが一番だそうです。私の場合は見事成功。無事金縛りが解けました。でも、もし失敗していたら…私はあの後どうなっていたのでしょうか。できれば二度と、あんな夢は見たくありません。余談ですが、疲れてたり不規則な生活をしてると金縛りになりやすくなるそうですよ。夜はちゃんと寝て、朝起きる。ごく当たり前のことですが、私の周りにはなぜか真逆のことをする人種がゴロゴロいるので、その人の体のためにもちゃんと夜は休んでほしいですね。

それでは今日はこの辺で。ごきげんよう。