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人は強みによって成功するのか?

かの有名なマーケター森岡毅さんが、インタビュー記事で次のように言っています。

「あなたの強みは必ず好きなことの中にあります。ここまでの成功は、あなたの強みによってもたらされてきたのです。」

なるほど。
好きなことをしてきた結果それが強みになって成功をつかむことができているんですね。
何をもって成功とするかは人それぞれですが、多くの人はそんな人生を送っている。


いや、果たして、本当にそうなのでしょうか?

多くの人が欲しいもののために鍛錬や我慢をした結果、成功をしているのではないでしょうか。

このnoteでは、「おぉ!確かに」が口癖の「でかぷりお」が、見聞きしたものに対して無理矢理、あまのじゃくなポジションを取り、そこから感じたことをメモっています。

鍛錬と我慢の結果、成功しているのでは?

成功者を思い浮かべるとスポーツ選手や経営者を思い浮かべます。大リーグに渡ったプロ野球選手も、若くして上場した企業経営者も、鍛錬や我慢の積み重ねで顧客に価値を提供できるようになって、成功という形に行き着いたのではないでしょうか。

好きなことをしていたら成功した!ということはなかなかないんじゃないかと思います。
また、学校でも職場でも強みや得意なことだけでは成果を出せないし評価は上がりません。
石の上にも三年とか、下積みの時代とか、今は歯を食いしばってしがみつけとか言われてきたように鍛錬や我慢の先に手に入れられる何かがあると信じて来た人が多いと考えています。

人の可能性よりも組織のコスパが重視されるのでは?

そうなるように社会が仕向けているようにも感じます。
その人独自の良さを引き出すよりも、ルールを決めてミスをさせない、問題を起こさせないという縛りが強く、そこからはみ出した人に対しては叱責し、特徴や個性の刃を削っていきます。

つまり、人の可能性に賭けるよりも会社や学校や団体の歯車になってもらった方がコスパがいいと考えているのでしょう。

なので、好きなこと→強み→成功の流れは僕にはいまいち刺さりません。そんな流れで成功を収めた人がどのくらいいるのでしょうか。

ただ、「成功」の考え方は一人ひとり違うので、多様な価値観をお互いに認め合って、一人ひとりが尊重されるようになれば、森岡さんがおっしゃるように、好きなこと→強み→成功の流れが実現しやすい世の中になると思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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