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一つ買ったらもう一つ無料戦略の本当のねらい

かつてアメリカのスーパーマーケットではよく、バイワン・ゲットワン・フリー(一つ買ったらもう一つが無料)というセールをしていたようです。
例えば、マヨネーズやステーキソースの大瓶がセール対象商品になっていたようです。

問い

基本的には2つも必要ないのではないか?
と思いますが、これにはスーパーマーケットの作戦があったようです。
それはいったいどんな作戦なんでしょうか。
沢山のマヨネーズや大きな容器のステーキソースを購入したあとに家庭内がどうなるかにメーカー側のねらいのヒントがあるようです。

このnoteでは、「おぉ!確かに」が口癖の「でかぷりお」が、見聞きしたものに対して無理矢理、あまのじゃくなポジションを取り、そこから感じたことをメモっています。

回答例

一説によると、家庭内の倉庫や冷蔵庫をいっぱいにしておくことがねらいです。

そうしておくことで、消費者にブランドスイッチをさせないという、メーカー側の作戦があるのです。
なのでわざわざ大きい物を2つセットで購入させて、倉庫や冷蔵庫の所有面積をとってしまい、他のブランドの物を置かせなくするということです。
また、2つセットがなくなる頃にはまた2つセットでお得に買ってもらうことを繰り返して、自社のブランドを買い続けてもらう仕組みをつくっています。

確かに、大きい物を購入すると一定期間はそのブランドのものしか使わなくなるし、他のブランドを試してみようとは思わないかもしれません。
身の回りのもので言えば、プロテインとかシャンプーとかウォーターサーバーの水とかが浮かびます。

それで言うと、大きめのマウスウォッシュとかティッシュペーパーとかも1つ買ったらもう一つ無料で、他社製品が入ってこないようにできそうな気がします。お米もそうかもしれません。(原価を考えずに好き勝手なことを言っています)

それ以外の考え方はあるか

1つ買うともう1つ無料の他の作戦があるとすると

①在庫が多い商品を一気にさばきたい
②そもそも一つで売ると物足りない感がある商品をごまかす
③大人数で住むファミリーが多いエリア向け

などが思いつきます。
でもどの作戦も売れることはあっても利益に繋がりにくいものばかりです。
なので、「もう一つ無料作戦」は売り上げを上げることよりも、自社のファンを増やすことを目的とする短期的な作戦なのかもしれません。

自分の仕事に置き換えるとどんなことができるのでしょうか。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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