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日記003 消えた後で
日記を書き始めて3日目になります。
今日は、行きつけの中華のお弁当屋さんが閉店したことについて綴っていこうと
思います。
その中華のお弁当屋さんは、会社から徒歩5分くらいのところにあって、週に2度程度利用していました。起伏に富んだエリアの谷地に走る一方通行の道に面した、間口の狭い戸建て住宅の一階部分にお店が入っていました。ただ、お店と言っても、お弁当屋さんなので、お店の中は、ほとんどキッチンで、道に近いところに、キャッシャーや出来上がったお弁当が入った発泡スチロールの箱が置かれている部屋があるだけです。その部屋の前の軒下には、お弁当を配達するためのバイクが1,2台止まっています。道に近い部屋の道側の窓の隣には、日替わり弁当のメニュー表が貼られていて、僕はいつも、それを注文していました。注文を聞いた店員さんが、お店の奥に、中国語でオーダーを伝えると、キッチンが騒がしくなって、料理を作り始め、しばらくすると、お弁当が出来上がります。お弁当は、コンビニの定食弁当と同じサイズくらいで、白米、ミニ春巻き、キムチかザーサイ、日替わりの一品が入っていて、600円と安い割には、十分な量で、かなりお気に入りでした。
いつものように、昨日もお昼に買いに行ったのですが、窓に網戸がかかっていました。おや、今日はお休みだったかなと思い、近寄ってみると、壁に紙が貼られていました。その内容は、最近の物価上昇に対応しようと、50円値引きしたが、歯止めにならなかったこと、人材不足のため、お弁当の配達の遅延を多々生じさせてしまっていて、募集したがなかなか見つからなかったことを理由に、先月末に閉店することを決めた、とのことでした。
この張り紙をみて、感じたことは、明日書きます。
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