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K-POPとおじさん(3)LOONA 今月の少女

  K-POP探求の日々は続いています。初心者の感覚を信じたいので、敢えてあまり勉強せず、人からの助言も見ず、とにかく直感で次々と漁っていってます。その行為そのものが楽しくて。
 そんな過程でLOONAのこの曲に出会いました。

 曲そのものにも圧倒されたし、MVのスケールやセンスも凄い。昔、MTVとかで偶然出会って衝撃を受けた洋楽みたいです。まあ、海外モノだから洋楽ではありますが。
 勉強はせず、と言いながらも一応簡単に調べるとLOONA(今月の少女)は2016年からメンバーが一人ずつデビューしシングルを発売し、2018年に完全体としてデビューミニアルバムを発売という経緯があるそうです。関連CDがたくさんあるのもモノ好きとしては気になります。

 とにかくカッコイイ。曲にしっかりとしたテーマやコンセプトがありそう(歌詞とか分かりませんので…)で独自の路線を感じます。
 日本のアイドル、アンジュルムやモーニング娘。にしても、今は可愛いよりもかっこいい、女の子が憧れる女の子像みたいなのが流行なのかなと思ってみたり。国は違えどアイドルに漂うムードは同じように感じます。日本のアイドルはK-POPを聴くし、多分向こうのアイドルも日本の音楽を聴いたりするのかなと。意図せずとも通じ合う何かがあるのでしょう。それはもう、おじさんの理解を超えたところにあるのです。とにかく知ったかぶりや分かった風ができない。敗北感から始まることによって僕はK-POPを楽しんでるのかもしれません。流行や若い子と話を合わそうとかそんな気持ちは全然なくて。決定的に違う、その差の圧力が体を気持ちよくしてくれるのです。おじさんはややこしい。

 でも、2018年のこの曲では初々しさ残る可愛らしいアイドル曲でおじさんはホッとしたりします。女の子はどんどん変わっていく。おじさんは変わらない。50歳過ぎて、なんで深夜にK-POPを聴いてブログをチマチマ書いてるんですかね?
 最近の曲でもスタジオライブやオフショットの映像見てると、MVのクールさとは違ったアイドルらしい可愛さも満載でやっぱりアイドルとしての推しどころもしっかりあるなと思って安心したりもしてますよ。まだ名前や顔が全然一致してなくて推すどころの騒ぎではないのですが。アイドルを好きになるのは老化との闘い。

 まあ、とにかくおじさんの理屈や老化はどうでもよくて、この新しいミニアルバム「12:00」は凄いんじゃないかと思います。2020年のベストアルバムに選出されなきゃ嘘でしょう。買って聴いて損はないと思います。


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