面接力アップの学習法 キャリアコンサルタント試験面接対策
皆さん、こんにちは。
本日は面接力アップの学習法についてお話します。
ロールプレイの途中(特に後半)で、話をどう進めればいいかわからなくなった経験はありませんか?
本番の試験で立ち往生してしまう、それは大きな減点になってしまします。
面接試験対策で最も大事なことは、キャリアカウンセリングプロセス全体を理解することです。
面接力アップの秘訣はキャリアカウンセリング全体理解の学習法にあります。
【キャリアカウンセリング全体理解の教材】
キャリアカウンセリング全体理解に最も適した教材は、キャリアカウンセリング事例の導入から終結までの逐語訳が一番で、それに勝る教材はありません。
逐語訳がない場合は相談事例などの資料や、カウンセリングの本なども利用できます。
【キャリアカウンセリング全体理解の手順】
1 全体の理解
2 各段階ごとに目的、内容、技法の理解
3 セリフとして声に出して練習する
【1 全体の理解】
逐語訳等の資料で全体の流れを把握していきます。
黙読、音読、どちらでも構いません。
最初から最後まで通して何度も読みこんでください。
ここは例えると森全体の理解です。
【2 各段階ごとに目的、内容、技法の理解】
導入から各段階ごとに、その段階は何をするところなのか、そのためにコンサルタントはどんな技法で応答するのか、またその段階で注意すること、間違い易いポイントも確認していきます。
ここは例えると木の理解になります。
【セリフとして声に出して練習する】
コンサルタントとクライエントの応答をそれぞれの役になり声に出して読んでいきます。
いわゆるキャリアカウンセリングをセリフとして自分のものにしていくのです。
このキャリアカウンセリング全体の理解をする、しないでは、その後の面接力の伸びが違います。
試験直前は特にロールプレイ勉強会などでさまざまなケース、また色々なクライアント相手に面接を繰り返すと思いますが、全体理解を済ませた方は、出来不出来の差は少ないのではないでしょか。
【逐語訳のメリット】
逐語訳のメリットは、いつでも、どこでも、ひとりで、手軽に学習できることです。
電車の中で、休み時間やスキマ時間にポケットから紙を取り出せばいいのです。
面接が苦手な方こそ、まずは全体の理解をして、次にロールプレイに入るといいと思います。
全体理解を疎かにしてロールプレイを重ねても伸びない面接力に深く悩むことになるでしょう。
【独学で面接力をアップする!】
ロールプレイは面接対策では最も重要ですが、一人でできる試験対策も大事です。
いつも誰かと一緒に学習する訳にはいきませんから。
本番を想定して逐語訳を何度も読んでください。
読むことで、それぞれの段階ですることが自然と身につきます。
最後に逐語訳以外の効果のある教材をご紹介します。
自分が、毎回の出来不出来が大きいと感じている方は、キャリアカウンセリング全体理解をやってみてください。
効果をご自身でも実感できると思います。
【おすすめ教材1】
「マイクロカウンセリング技法 福原眞知子」
良いケース、悪いケースの逐語訳が紹介されています。それぞれのケースを比較して学習することができます。これらケースのカウンセリングライブ動画CDが付録でついています。コンサルタントの会話はどの面接スキルに該当するかマトリックスにまとめられていますので技法を確認しながら学習をすすめることができます。
【おすすめ教材2】
養成講座の対話例、対話記録
キャリアコンサルタント養成講座を受講した方は、今まで使ったテキスト、プリントをすべて見てください。キャリアカウンセリングの導入から終結まで全ての逐語訳はないと思いますが、長くはないにしても、対話例、対話記録はあると思います。
論述対策で使ったプリントに対話例が書かれていませんか?
短い対話でも活用できるものは使っていきましょう!
【おすすめ教材3(ご紹介)】
キャリアカウンセリングの導入から終結までの基本の形を身につけるための逐語訳(会話例)をご紹介します。
面接試験ではさまざまなテーマでロールプレーが行われますが、その中でも頻出項目と考えられる介護についての相談をテーマに作成しました。
※一人で学べる面接対策教材(キャリアカウンセリング導入から終結までのすべての対話例に、詳細な技法、解説、困った時の一言収録)こちらの記事もご覧ください。
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