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私のサッカーノート/#8 篠崎 真紀(四国第二代表 徳島文理大学)

①サッカーとの出会い
私とサッカーの出会いは、小学校2年生の時です。きっかけは、兄の影響でした。小学生の時は、地元のサッカースクールに通い、男の子と一緒にサッカーをしていました。当時は、話す仲間も少なく、練習も楽しくなくてサッカーが嫌いでした。中学・高校は、女子のクラブチームに所属し、サッカーを続けました。そこでは、気の合う仲間がたくさんいて、とても楽しくサッカーをすることができました。練習を重ねるにつれ、自分にテクニックが身に付いたり、試合で勝つことができた時は、とても嬉しく、どんどんサッカーが好きになりました。それと同時に、うまくいかない時期や試合で負けたりと、悔しい経験もたくさんしました。しかし、そこで諦めるのではなく、なぜうまくいかないのか、なぜ勝てないのか、自分と向き合い、チームで話し合い、解決に向かうための努力が必要なことを、この15年間のサッカー人生から学ばされました。楽しさの裏には常に努力がいることを頭の片隅に置き、全力でサッカーを楽しんでいます。

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②大学生活と大学サッカー
大学生では、これまでとは違った環境のサッカー生活が始まりました。県外での一人暮らし生活から学業に部活、アルバイトなど全て自分一人で生活管理をしなければならないため、不安でいっぱいでした。それでも、4年後は、「必ず自立した人間になる」という思いを持ち、どれも両立させながら毎日を過ごしました。部活面では、全国大会出場から全国で1勝、2勝を目指し日々練習に励みました。走りメニューや朝練など辛い練習はみんなで声を掛け合い、乗り越えてきました。私もチームのため、どんな時でも笑顔で、仲間に明るい声かけをすることを続けました。学業面では、家庭科教諭になることを目指し、勉強に励みました。採用試験の1年前から、面接練習や対策講座を受講したり、教員採用試験に向けて、多い時は、1日10時間、必死に勉強をしました。その甲斐あって、無事に合格することができました。これで、入学当初は不安に思っていた「部活と学業の両立」も、しっかりとできたのではないだろうかと思います。採用試験の勉強中、部活の仲間や先生にたくさん迷惑をかけましたが、どんな時も理解や応援をしてくれたみんなのおかげで、実った夢だと思っています。

③将来のビジョン
私の将来のビジョンは、信頼される教師になることです。私のモットーはやる気、元気、負けん気です。これは、15年間サッカーで培ってきたものです。試合で負けた時の悔しさ、勝った時の喜びや達成感、チームでは、協調性やコミュニケーション力を身につけることができました。次は、これを教師としての情熱や子どもたちへの愛情、他の先生方からの信頼に変えていけるように頑張りたいと思います。サッカーからは、数え切れないほど多くのことを学びました。さらに、部活動の一環として、月に2回、子どもにサッカーを教えるというサッカースクールのボランティアを行ってきました。そこでは、子どもの気持ちを汲み取り、言葉かけをすることで成長を促すような指導を心掛けてきました。これを活かし、新たな舞台でさらなる活躍ができるように努力することを決意しています。


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