見出し画像

私のサッカーノート/#14 大城 聖奈(関東第五代表 山梨学院大学)

①サッカーとの出会い
 私がサッカーを始めたのは約15年前です。15年も前の事なので正直よく覚えていませんが、私がサッカーと出会ったのは父の影響があったからだと思います。
 私の父はサッカーが大好きで、父と一緒に遊ぶ時はサッカーボールを持って公園やグラウンド行ったりしていました。サッカークラブに入って、とかではなく、サッカーボールを持った父に連れられて、という感じでボールを蹴るようになったので、自分の意思で好きでサッカーを始めた記憶はあまりないです。(笑)
 小学校1年生の2月頃小学校のサッカークラブに入り、そこから本格的にサッカーを始めました。それまで父と2人でしかサッカーをした事がなかった私にとって、大勢でサッカーをする事は新鮮でとても楽しかったです。また父とボールを蹴って練習していた成果もあってか、チームの練習に参加した時に周りの子たちに「上手い!」と沢山褒められて気分も良くなり、サッカーって楽しいなと思うようになりました。
 それからはサッカーに夢中になり、練習のない日でも父とボールを蹴ったり家の裏で一人でボールを蹴ったりと、毎日サッカーをしていました。
 そして、高校生になって分岐点が訪れました。今までフィールドプレーヤーとしてサッカーを続けてきた私ですがやりたかったから、という理由だけで突然ゴールキーパーに転向しました。もちろんキーパー練習は初めての事だらけだったのですが、練習1つ1つがとても楽しくやりがいを感じるポジションだなと思い、キーパーに転向してからの方が楽しんでサッカーをやっています。

画像1

②大学生活と大学サッカー
 私自身サッカーを始めたのは7歳の頃ですが、高校では周りのチームメイトは高校からサッカーを始める初心者のチームメイトがほとんどで、正直なところレベルが高いとは言えない環境でした。大学には田代監督の勧誘を受け進学を決めたのですが、入学当初は今までとは比にならないレベルの高さに圧倒され、練習をこなすのに必死な毎日でした。劣等感に悩まされましたがチームのみんなと同じレベルで戦えるようにならなければダメだと思い、全体練習以外の時間も自分自身と向き合う時間を増やし、それが努力と言えるかはわかりませんが自分なりにサッカーに打ち込みました。
なぜ上手くいかないのか、自分に何が足りないのか、そのためには何をしたらいいのか。自分で考えて試し、それがうまくいかなければ考え直しまた違うやり方を探す。行き詰まった時は周りの声聴いて必要な事を吸収する。そのような事を繰り返しているうちに大学4年間で頭を使うという事を覚えました。
全ての事にはしっかり理由があります。1つ1つの事に「なぜ?」と疑問を抱き物事の本質を考える。色々な角度から物事を観て大事な事は何か、必要な事は何か、自分で考えて主体性を持って行動することや物事の本質を捉え考えて行動する事は、きっと社会に出ても活きる事だと思います。大学サッカーを通してそのような事が学べた事はこれから社会人になる上で私にとってとても大きな事です。

③将来のビジョン
 私の将来のビジョンは2つあります。1つ目は誰かのヒーローになる事です。きっかけは映画やアニメのヒーローを観てそう思った事が始まりなのですが、人を助ける事や誰かのために行動する事は様々な形で体現できます。誰かのために行動し、寄り添い力になりたい。たとえそれがたった1人だとしても目の前の1人に向き合い手を差し伸べてあげられるような人になるのが1つ目のビジョンです。
2つ目は、後悔しないように生きる事です。1度きりの人生、仕事でもプライベートでも自分のやりたい事、挑戦してみたい事に素直になって後悔のない人生を過ごしたいです。
私のビジョンの中にある人に寄り添う事、色々な事に挑戦する事は、サッカーをしている中では経験のある事です。社会に出るとサッカーで経験した事とは違う感覚にはなると思いますが、サッカーから得た物は今後の自分の人生において必ず活きると私は思っています。サッカーをしていたから現在の自分がある、と将来思えるような大学生活、サッカー人生になるように残りの時間も自分なりに一生懸命頑張りたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?