見出し画像

私のサッカーノート/#11 長部 汐莉(中国第二代表 吉備国際大学)

①サッカーとの出会い
私がサッカーを始めたきっかけは、兄の影響です。
小学1年生から6年生まで、地元の少年団チームに入りとにかくサッカーを楽しんでいました。中学では、男子サッカー部に入りながら、女子クラブチームに入っていました。中学の男子サッカー部では、パワーやスピードなど男女の差を思い知らされ、なかなかサッカーが楽しめない時期でした。高校3年間では、サッカーを通じて多くのことを学びました。成立学園女子サッカー部ではサッカーだけやってればいいという考えを大きく変えてくれました。今までほとんど勉強をしてこなかった私は、勉強と部活動の両立にすごく苦戦しました。しかし、仲間や先生方に支えられて、無事卒業することができ、「努力することの大切さ」や、「やればできる」ということを身をもって体験し、自分の軸ができました。大学では、初めて県外にでる決意をしました。理由は、チャレンジリーグという新しい環境の中でどれだけ自分を出せるか試したかったからです。現在、大学3年生になり、膝の手術を4回しました。山あり谷ありのサッカー人生ですが、私はサッカーをしてきて良かったし、まだまだ成長できると思っています。なので、これからも自分の軸をぶらさずに、サッカーを楽しみたいです!

②大学生活とサッカー
現在、大学では、県外での一人暮らし生活の中、サッカーや学業に励んでいます。現在大学3年になり、クラブの地域貢献活動等を通じて、自分が本当にやりたいと思うことに気付く事ができました。指導者並びに教員となる為に、中学校・高等学校教諭一種免許(保健体育)、日本サッカー協会公認C級コーチライセンスを取得したいと思っています。目標が明確になると、全ての授業において、自分の財産になると考え、専門的な知識と技術を身につけていきたいと考えるようになりました。吉備国際大学シャルム岡山高梁は、大学を核とした地域密着型のスポーツクラブです。自チーム優先のスタジアムを保持していたり、フロント職員や社会人選手の存在、そして何より多くのスポンサー様からのご支援をいただき、素晴らしい環境でサッカーができています。これは、とても有難いことですが、我々は環境に甘える事なく、結果で恩返しをしたいと思います。だからこそ、日々の練習や生活面において妥協や言い訳、責任転嫁といった自分自身との闘いであり、積極的な心構えが重要だと認識してます。食事や睡眠の自己管理は勿論、街の人たちから「常に見られている」ということを自覚して過ごせることが自分自身の成長に繋がってると日々感じてます。

③将来のビジョン
将来何になりたいかはまだ模索中です。 しかしまだ、小さい頃からの夢であるプロサッカー選手になるという夢を諦めたくないです。なので、少しでも可能性があるのなら海外でチャレンジすることも考えています。これまでの人生全てをサッカーにかけてきたと言っても過言ではないくらいに今までサッカー一筋でした。そんなサッカーを通して出会えた仲間や指導者たち、そしてサッカーをしている自分を支えてくれる親に恩返しをするためには、自分がサッカーで活躍してる姿を見せることが1番の恩返しだと思います。

これまで自分を応援してくれた全ての人に、応援してよかったと思ってもらえるように頑張りたいです。

サッカーを辞めた後は、現在大学で取得しようとしている資格を生かした職業に就きたいと考えています。そして、たとえどんな職についても、ブレない自分の軸を持って、芯のある強い女性になっていくことが私の将来の目標です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?