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#14石井 碧の花が咲くまでの道(関東第6代表 東京国際大学 4年)

①カコ

私の「みどり」という名前は親の好きなサッカーチームの色を名付けられました。
そのくらいサッカー好きな家庭で育った私は、4歳の頃兄の影響でサッカーを始めました。
 
小学時代は男子チームと女子チームに所属し、サッカーは楽しいと同時に「もっと上手くなりたい」と感じられた日々でした。
 
中学時代は女子チームに入りました。
何事にも負けず嫌いだった私は、
他チームはもちろん味方にも負けないよう毎日必死に練習に取り組みました。
時には悔し涙を流しながら、コーチに認めてもらうためどこまででも頑張りました。
コーチや仲間に恵まれ、努力の大切さを知ることが出来ました。
 
高校時代はサッカー部に所属しました。
未経験の仲間も多くいたため、連携プレーの難しさや指示をする時に自分では当たり前に行ってきたことを他の人に伝えることの難しさを痛感しました。
試合や大会では思うような結果は残せませんでしたが、
自分のためにプレーすることやチームのためにできることはないかを考える力を身につけることが出来ました。
 

そして、大学ではさらに強い環境でレベルアップしたいと強く思い東京国際大学に進学を決めました。

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②スイッチ

私のサッカーに対する姿勢が変わったきっかけは中学時代です。
小学時代から選抜などで一緒にプレーをしていた子が多く、馴染みやすかったのですが、
反対にチーム内の問題も多く毎日のようにラントレーニングをしていました。
中学2年の夏合宿の際は、ハーフコートダッシュを1日中ひたすら走り、練習は辛い、きついものと選手全員が感じていました。
 
しかしその分仲間と走りきった達成感が自信に変わり、練習はやった分だけ自信になる自分へのお小遣いだと感じるようになりました。
 
そして、あるコーチが伝えてくれた
誰にでもできることを誰にも出来ないくらいやる」という言葉で、
何事にも諦めないで努力する大切さやを知ることが出来ました。
中学時代は、仲間にもコーチにも恵まれて自分の中で身体的にも精神的にも多くの成長ができたと今でも感じています。
 
これらの経験から、私はどんなに厳しい場面に陥っても乗り越えられる忍耐力を鍛えることができ、
今まで全力でサッカーを継続することができました。

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③ミライ

東京国際大学に入部して、4年間のうち思うようなプレーが出来ず何度も挫折し諦めたくなる時も多々ありました。しかし、継続することの大切さや仲間、自分を信じてここまで続けてくることができました。

今年はインカレに出場します。
私は人生で初めて全国の舞台に立つことができます
チームの力になれるように、チャレンジャー精神を忘れず、
さらに自分の努力を全部出し切れるように、
私らしくパワフルで最後まで諦めない粘り強いプレーで結果を残し、
チームに貢献したいです。

また、私はサッカーのおかげで今まで多くの人と出会い、沢山の経験を積み上げてくることができました。
この出会いや経験は誰にも味わえない私だけの財産だと思っています。
さらに、ここまで続けてこれたのもいつも支えてくれていた家族のおかげです。いつもありがとう。
家族やコーチ、仲間に感謝の気持ちもプレーで伝えたいです。

今後は、立派な社会人として誰から見られても格好良いと思われるような女性になりたいです。
18年間やってきたサッカーから離れるのは正直寂しいですが、今まで貰ってきた財産を他の人に渡せるように頑張りたいです。

そのためにインカレに全てぶつけて有終の美を飾ります!


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