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私のサッカーノート/#7 渋谷 帆香(東北第二代表 八戸学院大学)

①サッカーとの出会い
私がサッカーを始めたのは小学校1年生のときでした。きっかけは6個上の兄の影響です。兄の試合があるたび両親について行き、端っこでボールを蹴って遊んでいたそうです。そしてそれを見ていた少年団のコーチに「やってみれば?」と声を掛けて頂き、兄を追いかけ小学校1年生からサッカーを始めました。気付けばサッカー以外の習い事を全て辞め、サッカーに夢中となっていました。家の和室の畳がボロボロになってしまうほど毎日ボールタッチの練習をしていたそうです。小学校4年生から中学時代まではJクラブの下部組織に入団しました。男子の中に女子1人で大変な面も数多くありましたが、技術面やスピード感を体感することができ、大きく成長できた期間でもありました。また、身近にプロがいる環境の中でサッカーできることをとても幸せに感じました。高校時代は高校の女子サッカー部に所属しました。サッカーに本気で取り組める最高な環境はもちろん、指導者や先生方にも恵まれ、人間性の面でも大きく成長することができました。そして大学生になった今もサッカーが大好きで、兄を追いかけサッカーを続けています。

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②大学生活と大学サッカー
大学ではビジネス学科を専攻し、経営や会計、情報、商業の学びをふまえ、地域課題の分析や解決法などを勉強しています。また、女子サッカー部では大学での学びを活かし、地域貢献活動やサッカー普及活動も行っています。青森県、八戸市をPRできないかと学生で考え、地元企業である八戸酒造株式会社様他17社とウェアスポンサー契約を行いました。日本酒「八仙」ロゴマークなど19社の社名等を練習着に掲載して活動し、サッカーを通じて青森県、八戸市をPRしています。
部活動は講義終了後の夕方から大学内にある人工芝グラウンドで行われます。4年次になり、ほぼ講義がない私にとってはグラウンドに急いでくる後輩たちの姿がどこか懐かしく感じます。今年はコロナウイルスの影響で試合数が減り、遠征などもない難しい状況となりましたが、皇后杯東北大会では準優勝することができ、チームの成長を感じています。残す大会はインカレのみとなります。主将としてチームの舵を取り、今年のチーム目標であるインカレ上位を必ず達成したいと思います。

③将来のビジョン
将来は16年間続けてきたサッカーと大学での学びを活かした仕事をしたいと考えています。それは地域密着型のサッカークラブを運営することです。サッカーをその地域の文化として定着させ、堅実に地域に愛されるチーム作りをしたいと考えています。大学の研究演習ゼミでは、サッカーチームのクラブ運営のみならず、野球やバスケットボールなど他スポーツのクラブ運営や海外で実践されているクラブ運営なども研究してきました。参考となるクラブチームも多く、実際にクラブチームに訪問させてもらう機会もあり、良い学びの場となりました。これらの経験と今後の学びを活かし、サッカークラブを運営していきたいと思います。まずは卒業後、指導者として多くの知識を吸収し、実績を積むことで一定の評価をあげるとともに、運営面のノウハウを学びたいと思います。また、人脈づくりにも力を入れ、深く広く知識を広げていきたいと考えています。そして、最終的には育った地域や両親、家族に恩返しできればと思います。


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