見出し画像

事業売却(M&A)から約1年が経過しました

社会状況もありM&Aが少しずつトレンドになりつつある、昨今。M&Aをする前の情報はたくさんなるのに、その後の話を全く聞かないのは何故だろうかと思い、今回は記事にします。

私の事業売却についてはこちら
運営している事業はこちら

1年間の進捗

昨年にグループ入りをして何か大きく変わったかというと、特に目立って変わったことはないように思えます。M&Aをした瞬間に大きな変化は訪れず、いつも通り一歩一歩前進の日々です。

ただ、1年前と現在では人が少し増えた、取引先が増えた、新商品が出来たなど変化はあるもののM&A後も継続して事業を運営してきたことによる結果だと思います。これは今後も変わらず地道に商談をして、改善を繰り返すことで後から振り返った時に変化として現れると思います。

では、1番の変化は?

事業単体で見ると日々の継続性などによって成長していくので、M&Aによる変化は特にないと思っています。一方で、個人的に変化が大きいと感じているのは関わる人です。

私の場合は、学生起業から始めたので当初は同じ起業家や、取引先、農家さんが主でした。そこからグループ入りをして親会社の方々をはじめ、同程度の規模感の会社の方と関わる機会が増えたと感じています。
これは事業規模の変化により一概には言えませんが、社内調整や稟議といった新たな立ち回りが必要となる場面もあり、これは変化の一つだと感じています。

また、展示会に出る機会もあり商談等の機会も増えたので1人の人力でなんとかするのは、難しくなりチームの重要性を日々感じています。これに伴う自分自身のマインドの変化が1番の変化だと感じています。

ちなみに同じ経験のある方は、自己資本の会社では出来なかった10名以上の組織をマネジメントする機会は貴重といったお話しをされており、M&Aしたからこその体験もあると感じています。

M&Aによるメリットは金銭的なものだけか?

キャピタルゲインを得られることがメインとして取り上げられる(売り手側視点)M&Aですが、それ以外にもたくさんのメリットがあると感じています。

若い人であれば特に、人をマネジメントする経験や組織の1人として立ち回ることは学生起業した身からすると非常に貴重な経験であると感じています。また、プロジェクトをする際の組織がワークした時の力強さもあります。個人単位の話だと、生きるか死ぬかの状況からは多少の余裕が出来て行ったことのない国や体験ができるようになったのは良い経験だと思ってます。(6月にタンザニアに行きます。)

売却先、事業内容、趣味嗜好など完全なポジショントークではありますが、グループ入りをして1年。非常に素晴らしいメンバーに恵まれて、今までになかった経験を出来ており私はかなり満足をしています。

知人の例ですが、売却話は来たものの違和感のある内容なので辞めたと行った事例もあるので、金銭を目的にしたM&Aだけではない点を重視して決めるのも重要だなと思っています。

ーー

M&A、スモールビジネス含めて色々な方と意見交換をしたいのでお気軽にご連絡ください。

kojima@oyaoya-kyoto.com

乾燥野菜も絶賛販売中です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?