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時間もお金もオーナーシップを持って使っていこう。パーキンソンの法則って知ってましたか?#75

先日キングコング西野亮廣さんがVoicyでパーキンソンの法則について取り上げられており、何か色々これだ!と私なりに腑に落ちた点があったのでこちらに書き起こしておこうと思います。 #語彙力の無さが絶望的

まず、パーキンソンの法則について共有します。

1958年にイギリスの歴史学者・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した法則になります。

パーキンソンの法則を一言で言うと、例えば、役人の数は、仕事の量とは無関係に増え続けるという説明が可能である。
具体的な法則としては、

第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する。

第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。

以上の2つから成る。

Wikipedia

↑本はこちら

西野さんはVoicyの中で、期限が半年あれば半年かけて、1年あれば1年かけてやってしまうものであること。つくり手としてはこれで完成!となる日は来なくて、それでもお客さんに届けられる状態にして期限内で仕上げるということを仰っていました。

西野さんは無駄に時間をかけて仕事をするはずないと思いますが、私なんかはあるある~とうなずいてしまいました。というか、こういう働き方をしてしまっている人って結構多いんじゃない?という印象を持ちました。


○“知っている”と“知らない”の大きな差

このパーキンソンの法則然り、行動経済学然りですが、普段何気なく生活している中で自然に陥る心理状態ってありますよね。例えば、ド定番ですが行列ができていたら気になって並んでしまうとか(バンドワゴン効果)、自分が持っている経験や知識の中から決めつけてしまうこととか(確証バイアス)。これらは、人間というものはそういう心理状態に陥ってしまう、ごくごく自然なことであって、決してそれが悪いとは思いません。

ここで重要だなと思うのは、こうした自分の心理状態の傾向とか癖みたいなものを認知した上で、次のアクションをどうするか判断するというプロセスがあるかどうか。つまり、知識として人間心理の動きみたいなものを持っていないと、そもそも意識化に上がってすら来ません。やっぱり学ぶことって重要で、なるべく自分の生活、仕事にオーナーシップを持って生きていくためには知っていた方がいいと思いますね。

自分の人生を守る(攻めの守り)上では欠かせないポイントです!

この意見の前提として、私は、人間は自分でものごとを決めているようで、実はそうではないという認識でいます。環境とか状況とか、生育歴とか…いろーんな自分そのもの以外の要素によって促されている。(に違いない)

○日々の生活でなぜ時間が足りないと感じるのだろうか

このパーキンソンの法則の話を聞いて真っ先に思ったのは、日々の時間の使い方についてです。我が家は、妻と子(二人)の4人家族で、子どもは保育園に行き、私と妻は仕事に出かけます。朝はだいたい8時半には出発したいと思って準備をしていますが、あれあれ?毎日時間ギリギリじゃんね。なんでかな?と思っていました。早く起きた日も、少し寝坊した日も、同じように時間ギリギリ。おかしくないですか?

朝の準備って言っても、洗面、歯磨き、食事、着替え…と特に日によって変わるものではありません。でも、時間はギリギリ。そこで、これがパーキンソンの法則なのか!とハッとしました。

思い返せば、時間に余裕がある日は何となくペースがゆったりしていたり、夕飯の下準備とかちょこちょこと普段やらないことをしていたかも…普段通りの準備をして出かければ良いのに、時間の枠いっぱいの動き方をしてしまっていました。やっぱりここは意識的にならないと改善しないことで、時間がない!と感じてしまうとついついイライラしてしまうので即改善。

○家計管理とパーキンソンの法則

家計管理についてもこの法則が当てはまると思いました。(Wikipediaにも書いてありましたが)
収入と支出のキャッシュフローなんですが、我が家は生活費、固定費(住宅ローンとか教育関係とか)、投資分含めた全体の支出を想定してやりくりしています。で、本来なら収入の方が支出よりも若干多いので、夫婦それぞれに余剰が出るはずなんです。(...ということは出てないってこと)

ですが、実はこのところちょっと使いすぎてしまっていて、赤字にはなっていないものの収支がトントンぐらいになってしまっています。おそらく心のどこかに「このくらいなら」という意識があって(あるならいいけど)、想定している以上に使ってしまっているのだと思います。


枠があると枠いっぱいに使いたくなってしまう心理。商品の詰め放題で何としてもたくさん入れて元とってやるぞみたいな根性とか、時間もあるだけつかってしまうとか。日々の生活にあるいろんな場面でこうした心情が働いてしまうのですよね。

こうしたこころの動きを知っていることが、自分の時間やお金の無駄遣いを防いでくれるはず。なんだかこころが揺さぶられるなぁという時は、実は自分の意思に反して状況に動かされようとしているのかもしれません。そんな自分を守るためにも、様々なことに関心を持つアンテナを張り、学んでいくことがとっても重要と思います。

パーキンソンの法則から、自分の暮らし、人生を守る意識について自戒を込めた整理をしてみました。
時間もお金もなるべく自分の意思で使っていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
それではまた。ゆうちゃんでした。

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