サル痘やエイズは[なぜ]ゲイコミュニティから拡大し始めたのか
ゲイコミュニティを中心に、サル痘ウイルス感染が拡大しているとの情報が、繰り返し伝えられている。
これは、かつて、1980年代初頭にエイズウイルスが突如出現し、世界的な拡がりをみせたとき、起こったことと同じだ。性的接触が主たる感染経路だから、まず、ゲイコミュニティに拡がっているといった、一種の印象操作が為されている。
ヘンなのは、どうして性的接触で感染と言うと、まずゲイが指摘されるのだろうということ。
ゲイは、セックスをするときにコンドームを使わないからと言われるが、異性愛者(ヘテロ)にだって、セックス時にコンドームを着けないケースは多々あるだろう。
ゲイは、同時に複数のセックスパートナーを持つからと言う人もいるが、それはヘテロでも同じ筈だし、逆に、ゲイにも唯一のパートナーだけを大切にする人は大勢いる。全てのゲイが性の営みに奔放であるわけがない。ヘテロだって、そうだろう。
むしろ、異性愛者(ヘテロ)の風俗産業のほうが、ゲイの性的交流の場(ハッテン場)より、比較にならないほど大規模で裾野が広い。そもそも、人口比で[ヘテロ:ゲイ=95:5]の割合である。性的接触で感染が拡大するのなら、ヘテロ=異性愛者の"風俗〜フーゾク"から真っ先に感染拡大が起こっても良さそうなものだ。
しかし、そのような話には、なっていないのであり、そこに何らかの意図を感じる。
サル痘やエイズは、(その目的は不明だが)意図的に拡散されている/されてきたと思われ、ウイルスの仕込みは、ゲイコミュニティのハッテン場——。性的接触が主な感染経路だとされる特徴を悪用して——。
もし、ウイルスの仕込みを、ヘテロの風俗産業でやってしまうと、感染が一気に拡がり過ぎて、収拾がつかなくなってしまうことを恐れたのだろう。人口比で、わずか5%のゲイコミュニティのハッテン場にウイルスを仕込むほうが、比較的、ウイルス感染拡大の規模が小さく、速度が程良いと判断されたに相違ない。
サル痘やエイズがゲイコミュニティから拡大し始めたことは、サル痘やエイズの感染流行が、計画された流行=プランデミックである/あったことの証左であろうと、私は推察している。