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「すべての生命はつながっている」ことと量子力学の最新研究(白頭狸先生著『京都皇統と東京皇室の極秘関係』を読む・番外)

まずはお知らせとなりますが、白頭狸先生と華頂博一様の歴史的対談第3弾がyoutubeにて公開されております。

初公開話アリ!山階宮晃親王22年間幽閉、万里小路藤房30年以上行方不明その真実とは... 落合莞爾氏×華頂博一 - YouTube

白頭狸先生も華頂博一様もご自身の家系の歴史を詳細に調べられており、歴史学というものは自身の家系を調べるところから始まるものなのかと、あらためて勉強になりました。

動画では、通史では公表されていない皇統秘史が続々と飛び出すこととなり、大塔宮皇統の白頭狸先生と伏見宮皇統の華頂博一様が受け継ぐ皇統の遺伝子が共鳴しているかのようでした。同時に、皇統の遺伝子に備わる「親和力」は、これからの世界を和する中心力となることを強く感じました。

宇宙生命の歴史の流れは統一あるいは融和に向かっていることは間違いありませんが、これは全てのものが「画一化」されるというよりは、「元は一つ」であったことに多くの人が気づくこと、あるいは「元は一つ」であるという思想に多くの人が共感することによって世界が一つの共通認識に立ちながら、人類共通の課題に取り組んでいくことになると考えています。

統一あるいは融和に向かっている宇宙生命の歴史の変化を受けて、いわゆるディープステートまたは軍産金複合体と呼ばれる方々は、「新世界秩序(金力による人類奴隷化計画)」を企画推進しておりますが、僭越ながら私の意見を申し上げますと、ディープステートまたは軍産金複合体と呼ばれる方々が提示する未来像に少しも喜びや希望を感じることができません。

世の中にはディープステートまたは軍産金複合体と呼ばれる方々の考え方に賛同したり、あるいは半ば諦めて従っている方もおられるかと思いますが、私自身は一部のエリート層がその他大勢の人間を金力によって奴隷のごとく支配するという世界構想に何ら魅力を感じませんし、そのような世界構想を受け入れて、その中でうまく立ち回り、自分も支配する側に回ってやろうという発想も浮かびません。そのような社会を想像しても、気が滅入ることはあっても、心が楽しくなることはございません。

これは大きく言えば、ディープステートまたは軍産金複合体の方々が抱いている世界観と、私自身が心に抱いている世界観とが相容れない状態にあり、対立した状態にあるということになります。ですが、私は私自身の心に従って物事を考え行動していきたい人間ですので、私自身の心が楽しいと感じる世界を想像し、実現していきたいと考えております。

私自身の心が楽しいと感じる世界とは「八紘為宇」の世界であり、「元は一つ」であったことに多くの人が気づいて、世界の対立や分断、格差や差別の問題の解決に向けて取り組んでいくことを目指す世界です。楽しいことや喜びは共有し、苦しみや悲しみは分かち合って助け合う、そういうことが当たり前の社会となることが喜びです。その意味で私は宮沢賢治さんの「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」という言葉に深く共感する者です。

前回、宇宙生命の誕生から今を生きる私たちに至るまでの歴史の流れをごく簡潔にご紹介しましたが、私たちがいま存在しているということは、私たち一人一人の遺伝子の系譜をさかのぼっていけば、必ず宇宙生命の誕生までさかのぼることができるということを意味しています。すなわち、私たちの細胞の一つ一つに宇宙生命の138億年分の記憶が誰一人の例外もなく刻み込まれていることになります。ですので、今ここに私あるいは皆さまが存在しているということは、それだけで凄い奇跡と言うことができます。

仏教用語に「一即全、全即一」という言葉がありますが、すべての生命が宇宙生命の大元から分化したものであると同時に、生命の一つ一つに宇宙生命の記憶の全部が刻み込まれているという意味として考えることができるかと思います。

華頂博一様のyoutube動画で、祖父の博信様より子供の頃から聞かされていたお話として、「すべての生命はつながっている」ということを繰り返しお話されていたとのことで、この生命には人間だけでなく、机も、コップも、観葉植物も、木も、風もすべての生命はつながっている、というお話だったそうで、とても分かりやすく、そして奥深いお話であると思いました。

また、華頂様が、子供に教えたいこととして「すべての生命はつながっている」ことを一番に教えたいとお話されていましたが、それは本当に大切なことだと思いましたし、そのことを子供たちだけでなく、学校の先生や、子供たちの両親も理解することができれば、社会で誰かが孤立化するような悲しい社会ではなくなると思いました。

ちなみに量子力学の最新研究によれば、私たちが実体であると考えている3次元空間は、実はホログラム画像のようなものであり、宇宙の外側に存在している2次元平面上に書き込まれたデータが投射された像であり、実体は宇宙の2次元平面上にあるのではないかという学説が研究されているとのことでした。この学説の中心的人物として大栗博司理学博士(東京大学カブリ数理連携宇宙研究機構機構長)がおられるそうです。

いわば、これは仏教の『般若心経』における「色即是空、空即是色」を物理学的に記述しようとしている試みのようにも見え、宗教と科学の分野の壁が解消されつつあるのではないかと思いました。このことは、これからの時代は、宗教的神話的な時空と物理学的数学的な時空の融和が起きることを予感させてくれて楽しみです。

上記まで書き留めてyoutube動画の「Takumi量子論」様の動画を拝見したところ、驚いたことに似たようなことをお話されていました。

2,500年前の仏教に量子力学は予言されていた?「色即是空」と量子力学の類似性について解説 - YouTube

その動画によりますと、物理学者の方々も、自身の物理学の研究と東洋思想や仏教との相似性を認識されていたようです。以下に動画で紹介されていた言葉を並べますと、

不確定性原理の提唱者ハイゼンベルグ「私は自分の物理学的な研究が、東洋思想に近づいていることを感じている」

波動力学の提唱者シュレディンガー「西洋科学は東洋思想の輸血を必要としている」

アインシュタイン「仏教は近代科学と両立可能な唯一の宗教である」

ボーム「東洋の思想家が見ているものと私たち物理学者が見ているものは本質的に同じである。ただ、異なった方法で表現しているだけ」

となります。
また、量子力学の最新研究では、人の意識が物質(量子の振る舞い)に影響を及ぼしていることを示すと考えられる実験結果や仮説も発表されており、いずれユング心理学で提唱されている「集合的無意識」や「シンクロニシティ(共時性)」、そして「すべての生命はつながっている」ことも量子力学的な記述によって表すことができるようになると思っております。

なお白頭狸先生著『京都皇統と東京皇室の極秘関係』第十一章「ワンワールド國體と二元思想」において、白頭狸先生が「色即是空」と「落合流マニ思想(二元思想)」を、数学の座標を用いて簡明に解説なさっておられます。仏教の説く「縁」「因」「果」の関係を視覚的に理解することができますのでお勧めです。

(白頭狸先生のnote記事より転載)

頓首謹言

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