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人の音楽人生を支える倶楽部

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レッスンの気まぐれな足跡
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2020年2月の記事一覧

久しぶりのレッスン

久しぶりのレッスン

1年と少しあいたレッスン。
新しい曲の準備もしておきつつ、結果として過去に取り組んだ曲の録音に時間を費やした。
声や雰囲気にぴったりの、素敵なアレンジをしてきた曲。

自分の体をコントロールして、曲を作り上げる体験は何事にも変えがたい。そんな経験の伴走ができて嬉しい。

曲がりなりにも先生なので、意義があったと思ってもらえるようなことを言ったりもしたいのだが、
何しろすべての生徒さんのファンになっ

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新しい曲となぜ出会い続けるべきか

新しい曲となぜ出会い続けるべきか

わたしたちの半数は、どんなにあがいても、留まれない動物だ。

戸惑うほどに曲はあなたに問いかける。
たった一人で自問していてはたどり着けないところへ、連れて行ってくれる。

歌い手と曲と、二人三脚はなぜ成り立つのだろう。
心身の虚偽の申告を一つずつ丁寧に暴いていった先に橋がかかり、そこからすべてが流れ出す。あとは外から誰が何をする必要もない。

最高でない日のレッスン

最高でない日のレッスン

絶好調で最高でない日のレッスンこそ、身体と思考と感情とで手を繋ぎ取り組む価値がある。

すべての形は必ずいつか消えていく。
最後に残る己の身体と、わたしたちはリハーサルを通してコミュニケーションを続けていく。

きっと最高でない日のレッスンが、後々、変化の起点として思い起こされる。
#レッスンのこと #音楽のこと