見出し画像

剣道 中学生への指導方法

はじめに

何かに取り組む時に、何を、どのように、どのような気持ちで行うかということを考えることは、技能の向上やモチベーションの維持に役立つのではと考えている。

何を行うか

日々、中学生に剣道を教えるために自身が小学生の時に所属していた今宿少年剣道部の練習内容を思い出したり、剣道の動画サイトhttps://bushizo.tv/で練習内容を参考にしたりしている。
その中で感じることは、名門道場も名門中学も特別なことはやっておらず「何を」の部分には差はないということである。

剣道において「何を」の部分は主に、切り返し、かかり稽古、技の練習、地稽古などだ。

どのように行うか

「どのように」の部分は技能の向上に直接関わってくるので大切である。
例えば、切り返しを行う際には、左手で竹刀をしっかりと握り、振りかぶる動作の時は左手を自身の額の位置まで上げる。などだ。
何も考えずに竹刀を振るか、一振り一振りに意味をもたせて振るかで、技能の向上に差が出てくるだろう。
「どのように」の部分は専門的な知識をもつ人に聞くか、インターネット上にある情報から自ら探していくことが大切だ。

どのような気持ちで行うか

おそらく最も重要なのが、「どのような気持ちで行うか」だ。
例えば、私は次の試合で必ず面を決めて勝つという気持ちをもって練習する。または、来年の4月に後輩に指導するために切り返しの技能を向上させるという気持ちで練習するなどだ。
「どのような気持ち」で取り組むかを設定することは目的意識をもつことに繋がる。
自分が今、剣道をしている目的は何かということを明確に自覚できていれば高いモチベーションを維持し努力し続けられるはずだ。

おわりに

剣道に限らず全ての物事において「何を」「どのように」「どのような気持ちで行うか」を深く考え、それに基づいて行動することは成長する上で大切なはずだ。
特に、「どんな気持ちで」取り組むかは成功への鍵となる最も大切な要素だと思う。

先ずは「何を」「どのように」「どんな気持ちで」取り組むかを深く考える時間を作ってみたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?