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新橋27時サウナ89度

数年前からサウナブームの熱波が東京にやってきていることを肌で感じます。サウナ付きの銭湯に行くと、特に特に週末は人でごった返しており困ってしまうほど。とやかく言う私もサウナ好き。普段は広告の仕事をしており、考えが煮詰まった時に行きつけのサウナに行ってボーッとすることで英気を養っています。本日は個人的なサウナの楽しみ方(ココロを癒す方法)について書きたいと思います。

サウナとの出会いは、働き方改革以前の東京新橋。今考えるとおぞましいですが、繁忙期の平均退社時間は夜中の2時台になることもしばしば。当然終電は無く、朝にプレゼンに行かなければならないことを考えると、どこか泊まれる場所が必要でした。"ととのう”ためではなく、"寝る"ための前儀式として27時台にサウナを利用するようになりました。以降、ここサウナアスティルは私にとってのホームサウナです。

いまサウナ通いをしている理由は、カラダを癒す以上にココロを癒したいからです。いわゆる"マインドフルネス"や"メディテーション" "デジタルデトックス"を兼ねて通う日々。仕事 x スマホに爆撃されている人たちにとっても同じなのではないかと思います。基本的には、
1. サウナ 8~12分
2. 水風呂 1~2分
3. 休憩(できれば外気) 5~10分
を繰り返すわけですが、効果を高めるためにポイントにしていることを記載したいと思います。

腹ペコ状態で入らない

サウナに入る前、できれば1時間ほど前までに食事をすることがオススメです。腹ペコ状態でサウナに入ると、体温の上がりづらさを感じてしまい、肝心の水風呂がそこまで気持ちよくなくなってしまいます。また、腹ペコ状態でサウナに行かない方が良い理由が他にもあります。私は一度、健康診断のために前日の夜から絶食し、翌日健診を終えた昼にサウナに行ったことがあります。サウナ自体はなんとも無いのですが、水風呂に入った瞬間、お腹か横隔膜をつってしまい、あわや病院送りに。危険ですので、絶対に真似をしないでください。そうならないためにも、サウナ前の食事は大切です。

休憩の時にメディテーションをする

サウナに入っている最中にココロを整えようとしがちですが、個人的にはかなり難しいと思います。単純に暑くて呼吸に集中できないし、高温のドライサウナの場合、鼻で呼吸をしようとすると、鼻の奥の粘膜が痛くてとてもメディテーションどころではない。また、最近では血気盛んな先輩系キャラが後輩系キャラを連れてグループでサウナに入ってくるケースが多く、「タカシがユカリと付き合い出したの知ってる?まだやってないらしいけど。」的な話が密室のサウナで繰り広げられるため、とても呼吸になど集中できません。だからこそ、周囲の音が心地良い雑音に聞こえてくる解放された休憩時間にメディテーションをするのがオススメです。

タオルを頭に巻く

これはサウナを習慣化させる際のテクニックです。連日サウナに通っていると、高温ドライサウナで頭皮が乾燥してしまい、頭が痒くなってきます。これを防ぐためにサウナハットがありますが、男性サウナの場合これを被って入ると、出た後に何を言われるかわからない恐怖心から、私はまだ被れていません(日本のサウナ文化の発展に期待)。だからこそ、サウナに必ずあるタオルを頭に巻きます。常連っぽい人がタオルを頭に巻いているのは、別に気合いを入れているわけではなく、頭皮と髪を乾燥から守っているのです。加えて、水風呂前のかけ湯で頭を濡らしておくと、頭皮と髪が潤い、更なる効果を感じらます。

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Photo by Estonian Saunas on Unsplash

まとめ

0. 食事をする
1. サウナ 8~12分 → 頭にタオルを巻く
2. 水風呂 1~2分
3. 休憩(できれば外気) 5~10分 → メディテーション
というココロを癒す効果を高められるサウナの楽しみ方のご紹介でした。

冒頭にも述べましたが、サウナ人口が増えていることを本当に日々実感します。同時に、サウナに入るマナーも守っていかなければと感じます。サウナの役割が、"オヤジがカラダを癒す場所" から "誰もがココロを癒す場所"へと変わってきている中で、静寂はサウナの発展に欠かせません。サウナーが増えることは日本のサウナ発展のために必要なことと思いますが、水風呂の快感を伝承すると同時に、静寂の空間も守っていってほしいと願っています。

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