№27 善意志 社会正義を考えるnote 2020/10/23

カント哲学の

総合と分析

そして

価値と理想、現実性

について述べてきました


カント哲学で

重要な

善意志

カント事典(p.300)では

こうあります

「各自の善意志作用を統一し生活全体を方向づける根本的な働き」

「自分勝手なものでなく、万人により理性的に承認されたもの」

ここに

普遍、価値、総合、分析、倫理

を筆者は読み取ります

そして、これらすべてを

包含するものとして

社会正義は生じると考えます

ジョンストンが述べたように

カント哲学において社会正義の領域を読み取れます


…難しい

と思いますか?

はい

難しいと思います

表現がわずらわしいし

言葉がいちいち硬い


簡単に言うと

すごく大事なもの(価値)があって

その大事なものを

守り、修繕し、作り直し、当然に最初は作らないといけないもの

そういう大事なものを

みんなで約束事を決めた進め方、計画通りに

協力して作り、維持していく、改良していく

みんなが大事にしているから

そこはみんが一緒(普遍)

ということ…ですかね


そういった、正義

個人主義の正義ではなく

社会みんなの正義である

社会正義を

こさえるのです


その働きかけが

ソーシャルワークです

ソーシャルワークは

社会政策にはかかせない

決して

介護、保育、生活保護などに

限定されたイメージではなく

社会活動すべてに関わる

思想、技術、実践です


その根底に

カント哲学を

この100年間

応用しています

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